『どうする家康』ムロツヨシに同情…「豊臣秀吉を汚すな」と視聴者激怒

ムロツヨシ 

ムロツヨシ (C)まいじつ 

4月23日、松本潤主演の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)の第15回「姉川でどうする!」が放送された。前回の放送でムロツヨシ演じる木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)の発狂シーンが〝悪い意味〟で注目を浴びていたが、今回はさらに彼の奇行がヒートアップ。まるで秀吉を軽んじているかのような演出に、視聴者から批判の声が続々と集まっている。

【写真】『どうする家康』放送休止日に『#松本潤Instagram』がトレンド入り! お茶目ショット… ほか
【関連】​​『どうする家康』つまらない理由判明! 松本潤のタメ口に視聴者ドン引き ほか

同話では、浅井・朝倉連合軍を迎え撃つ金ヶ崎の戦いが幕を開ける展開に。織田信長(岡田准一)から〝しんがり〟を任された藤吉郎(ムロ)は、徳川家康(松本)と共に戦場へ赴き、なんとか激戦を生き延びるのだった。

そして2人は戦の報告をするために信長の元を訪れるものの、ここで藤吉郎が奇妙な行動をとり始める。なんと包帯や〝血のり〟を使って負傷しているように見せかけ、さらには水や木くずなどを使用して疲労感や汚れも演出。そんな偽装工作を行いつつ、信長を目の前にした際には「殿がご無事じゃー!」「この木下藤吉郎秀吉、殿をお救いしたい一心で、一人で、一人で、一人で、一人で、全軍を采配し、浅井・朝倉大軍勢と戦いましてでごぜぇまする」と大げさに訴えて見せたのだ。

豊臣秀吉への冒涜?

あたかも一人で戦を勝ち抜いたかの如く、必死にアピールする藤吉郎。もはやコメディータッチかつ〝下世話〟なキャラクターとなってしまい、ネット上では《もうちょっと魅力的に書いてよ、家康に立ちはだかる強敵なんだからさ》《秀吉を小物扱いの演出が不快すぎる。こんな奴が天下人になれるわけない。明らかに脚本がおかしい》《秀吉を妙な人物に描きすぎじゃない?》《秀吉をバカにしすぎ。汚すな》《秀吉、気持ち悪くて見ててしんどい》《もう秀吉の描き方が酷すぎ。信長亡き後キャラ変するんだろうけど、ついていけるだろうか》などと大ブーイングが巻き起こっている。

「歴史上の秀吉といえば織田信長、徳川家康と合わせて、〝戦国三英傑〟と呼ばれている人物です。確かに元から人に取り入るのが上手かったといわれていますが、ドラマで描かれているような〝奇行〟が目立つ人物ではなかったでしょう。少なくとも今回の反響を見る限り、視聴者の中にそのようなイメージはなかったといえます。

しかもお調子者というだけならまだしも、前回の放送では言葉にならない奇声を上げて視聴者をドン引きさていました。ドラマを面白くするための演出なのでしょうが、度がすぎるとただの悪ふざけにしか見せませんね」(芸能ライター)

もし仮に秀吉のスピンオフ作品が制作されるとしたら、タイトルは「どうした秀吉」で決まりだろう。

【あわせて読みたい】