『どうする家康』かつてない猛批判!“重大な戦”をナレーションで適当に消化

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

4月23日に放送された大河ドラマ『どうする家康』(NHK)が、かつてないほどに猛批判を浴びている。

今回の15話『姉川でどうする!』で描かれたのは、先週から続く「金ヶ崎の戦い」。木下藤吉郎(ムロツヨシ)と共に金ヶ崎の激戦を生き延びた家康(松本潤)は、そのまま織田信長(岡田准一)に浅井・朝倉討伐の先陣を申し付けられた。

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「金ヶ崎の戦い」といえば、前話でオリジナルキャラ・阿月(伊東蒼)が命と引き換えに家康へ知らせた戦。その伝達シーンに1話の半分ほど使い、〝走れメロス〟のようだと賛否を招いていた。

そんな巨編となった前回に続き、ようやく戦に入った今回。しかし、前話の長尺前フリを行ったにもかかわらず、肝心の戦闘シーンは全く描かれなかったのだ…。

「戦シーンはナレーションベースで、『浅井長政の裏切りに遭い、絶体絶命の危機に』と語られた後、『数日後』というテロップが出て『その後、なんやかんやありましたが、無事、金ヶ崎の戦いを乗り切ったのでした』と締められたのです」(メディアコンサルター)

酷すぎる脚本が過去最大級の物議

前話にあれだけ前フリを行っていながら、ナレーションベースで「なんやかんや」と終わらせるなど、なんと雑なまとめ方なのだろう。

当然これには、ネット上に《脚本家これがおもしろいと思ってそう》《よくわからんオリキャラで一話使うのに大切なところは飛ばす》《もうなんやかんやあって秀吉死にましたからの葵徳川三代に切り替えたら?》《配分が素人》などと批判が殺到した。

「史実でも重要な戦をこんなに雑に終わらせるなんて、やはり脚本のK氏には能力がないと言わざるをえない。歴史的な知識がないから、こうも雑に描くことになんの抵抗も覚えないし、そもそものシナリオ力がないから戦すら描けない。このままでは多くの視聴者にストレスを与えるだけ」(前出・コンサルター)

今からでも脚本家を交代させるべきだ。

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