『らんまん』神がかり的な伏線回収! 松坂慶子の“老害発言”の意図とは

神木隆之介 

神木隆之介 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

4月25日放送のNHK朝の連続テレビ小説『らんまん』で、万太郎(神木隆之介)と、その姉の綾(佐久間由衣)が姉弟ではなく、実はいとこ同士であることが判明。過去のセリフの伏線回収を見事に果たし、「スッキリした!」などと話題になっている。

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「らんまん」は、日本の植物学の父といわれる、高知県出身の植物学者・牧野富太郎をモデルとしたオリジナルストーリー。主人公・槙野万太郎と、その妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描く。

25日放送回で万太郎は、植物学を学ぶことを諦め、家業である蔵元「峰屋」の当主として歩み始めた。祖母・タキ(松坂慶子)は、万太郎と綾の2人を呼び出し、「おまんらに話がある」と切り出し、「この先は、おまんら2人がわしに代わって峰屋を支えてほしい。おまんら2人夫婦になれ」と言い放つ。

呆気にとられる2人だが、タキは「おまんらは姉弟じゃない。本当はいとこ同士じゃ」と告白。綾の両親は流行り病で亡くなり、綾はタキの娘の子供であることが明かされた。衝撃の事実に、視聴者からはどよめきが続出している。

「綾の親になってくれた」の意味が発覚

その一方で、思い出されるのは、万太郎の母・ヒサ(広末涼子)が亡くなる際に行われた、タキとのやりとりだ。

「4月4日放送の第2話でタキは、峰屋に嫁いだにも関わらず、なにもできなかったと悲観するヒサに『おまんは万太郎を生んでくれた、綾の親になってくれた』と感謝するシーンがありました。

この発言にひっかかっていた視聴者は多くいたものの、まさかこういった伏線回収をするとは…。もともと〝ザ・老害〟ムーブばかりするタキに対して視聴者のヘイトは高まっていましたが、峰屋のためだけに万太郎と綾を結婚させようとする鬼畜さは救いようがありません」(芸能ライター)

倫理観が崩壊しているタキの老害発言に、今後も期待大だ。

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