水10ワースト記録更新!『それパク』視聴率爆死の問題が新たに浮上

芳根京子 

芳根京子 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

俳優・芳根京子と『ジャニーズWEST』重岡大毅が共演するドラマ『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)。放送当初から酷評を集めていたが、その不人気ぶりが視聴率へ如実に表れ始めているようだ。

飲料メーカー『月夜野ドリンク』の新米社員・藤崎亜季(芳根)と〝弁理士=知財のプロ〟北脇雅美(重岡)が〝知的財産〟を巡って奮闘する同作。第1話はプロジェクトの盗作、第2話では〝パクリ〟に立ち向かう姿が描かれ、4月26日放送の第3話は〝特許〟に関する問題に直面していた。

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「同作は〝知的財産バトル〟を繰り広げるオフィスエンターテインメントという立ち位置でありながら、お茶の間を『なるほど!』と思わせるような知識はさほど登場しません。加えてバリキャリ系の役柄が多い芳根には不釣り合いな鈍臭い主人公や、それをフォローできない重岡の堅苦しい役柄など、キャスティングにも酷評が集まっています。

そのせいで視聴者離れを加速させているのか、初回の世帯平均視聴率が6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったのに対して、第2話は4.5%と右肩下がりに。3話はさらに悲惨な4.3%を記録し、もはや視聴率の低迷に歯止めがきかない状態です」(芸能ライター)

「教材的映像に感じて仕方がない」

最新話が放送されるたびに視聴率が低下していく「それパク」。原因を挙げたらキリがないが、視聴者の間では新たなる問題点が囁かれている。それは画面全体が〝地味〟であること。扱っているテーマが一般ウケしないうえに、心なしか画面も全体的に薄暗く、メインキャラの2人もイマイチ華がない。

実際にネット上では《映像明るくした方が良いな》《なんだろう、画面の地味さとかテンションの問題かしら》《会社の建物とかも個性的なのに、中途半端に地味で暗い》《全体が「楽しく知財を学ぼう!」みたいな教材的映像に感じて仕方がない》《テーマは斬新で面白いんだけど、知財って専門性が高く難しい分野だから視聴者が食いつかないんだろうな》などと、散々なコメントが飛び交っていた。

「ちなみに同作と同じ日テレ系水10枠の歴代作品には『家庭教師のトラコ』や『ファーストペンギン!』、『リバーサルオーケストラ』などがあるものの、それらの視聴率と比べてみても『それパク』はダントツの低さです。かつて〝今期ドラマで最大爆死〟と謳われた『家庭教師のトラコ』でさえ、ワーストは最終回の4.7%でした。

つまり『それパク』は第3話にしてワースト記録を塗り替えてしまったわけですが、画面の暗さ、題材、キャスティングの全てに酷評が集まってしまっては、いまさら軌道修正するのも難しいでしょうね」(同・ライター)

せめてこれ以上の視聴率低迷は避けたいところだが…。

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