木村拓哉『教場0』打ち切りの可能性! 草彅剛に負ける可能性浮上で全8話に?

木村拓哉 

木村拓哉 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

木村拓哉主演のドラマ『風間公親 -教場 0-』(フジテレビ)に、早くも打ち切り説が浮上している。全10話予定が、一気に全8話へ短縮される可能性があるという。

「実は8話というのは、フジテレビ側もはじめから想定しています。木村では視聴率が取れない。その場合には、うまく打ち切ろうという案が出ていました。その背景には、草彅剛主演のドラマがあるのです。木村の演技力では草彅に勝てない。視聴率でも負けそうなら、有利のうちに打ち切ろうという発想です」(フジテレビ関係者)

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3月に終了した草彅主演の政界ドラマ『罠の戦争』(カンテレ、フジテレビ系)は、全話の世帯平均視聴率8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。バカリズム脚本のドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)に次ぐ、1月期のベストドラマといわれた。

「しかし『罠の戦争』はフジテレビの系列カンテレの制作なのに、フジの宣伝応援は基本的にナシ。ジャニーズを辞めた草彅だから露骨な宣伝ができなかったのです。それでも8%超えの健闘。作中で草彅は大臣に尽くす秘書から衆院議員に当選。次第に権力欲におぼれる演技が絶賛されました」(テレビ雑誌編集者)

以前なら視聴率は10%以上が合格とされたが、昨今はネットの見逃し配信もあり、視聴率8%でも合格とするテレビ関係者は多い。

「『罠の戦争』は関西では13%を超えたこともあります。カンテレですから、大阪を中心に宣伝したのでしょう。フジも草彅の応援をしたならば、関東でも11~12%はいったといわれます」(前出・テレビ雑誌編集者)

草彅ドラマに負けるわけにはいかない…

ドラマ『教場0』は初回12.1%、2話10.7%、3話9.8%と、地滑り的な下降モードだ。

「神奈川県警本部の捜査一課の風間(木村)は、刑事として適正のある交番勤務の警官を指導する指導官です。常に冷静ながら不愛想で、刑事候補を威圧するばかり。すぐ『交番勤務にもどれ!』と恫喝するセリフは、交番勤務に対する差別ではないかと問題になりました。木村に罪はないにしろ、相変わらずぶっきら棒の演技は、本当に飽きる」(同)

『教場0』は、2020年1月に放送された特番ドラマ『教場』の続編。21年にも『教場II』が放送され、今回は連続ドラマとして放送されている。

「最初の『教場』で風間は、神奈川県警の警察学校の〝隻眼教官〟として登場。今回の『教場0』では隻眼になった理由、警察学校に異動になった経緯が明かされる予定です。警察学校ではパワハラ、セクハラまがいの指導が目立った。今回も同じなので、視聴率が取れないのもわかります」(同)

そのため今後、視聴率がさらに下がるなら、8話打ち切りもあるというのだ。通常ドラマは10話が普通。フジテレビは最近、11話完結が多い。

「『教場0』は2話完結というスタイルで進行中。今後、どんどん視聴率が下がれば9話でなく、8話で完結できる。爆発的に宣伝したのに、草彅ドラマに負けるわけにはいかないのです」(同)

なんとか最後までやり遂げてほしいが…。

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