山口達也の“芸能界復帰”にNO! 未成年への性犯罪を誤魔化す姑息な方法

山口達也 

山口達也 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

元ジャニーズの元『TOKIO』山口達也氏に「犯罪を酒のせいにしている!」「反省ゼロ!」という大バッシングが再び巻き起こっている。芸能界関係者の間では、「完全に復帰を目論んでいる」という見方さえ出ているようだ。

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「山口氏は犯罪を起こしたことを、アルコール依存にしてゴマかしているのです。たとえば和田アキ子は、山口氏の事件が発覚した当時に『犯罪をお酒のせいにするな』『酒は悪くはない』と語っています。酒を飲んでしまったから悪いことをしてしまったというのは、実にズルイ考え」(芸能ライター)

山口氏は4月29日、特定非営利活動法人A社が主催する「オンライン・スペシャルトークイベント ~アルコール依存症と飲酒運転~」に出席。自身の経験を踏まえた「アルコール依存症と飲酒運転」をテーマにしてトークを行った。現在の彼はA社の飲酒運転防止インストラクター、依存症予防教育アドバイザーの資格を有しているという。

「山口氏はジャニーズ時代、犯罪を起こす前から、アルコール依存症だと評判でした。時間があれば、昼間だけで焼酎1本を空けるほどといわれたほど。『酒癖が悪い』という話はありましたが、仕事に影響が少なく極端に問題視されることもなかったのです。でも、それで犯罪が許されるものではありません」(前出・芸能ライター)

女子高生への性加害をなかったことに

山口氏は2018年、泥酔して女子高生にワイセツな行為をして書類送検され、事務所を解雇。20年には酒を飲んでバイクを運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)の罪で逮捕。その後、略式起訴された。

「山口氏はバイク事故を起こした後、『酒は怖い』と語っていました。それでお酒をやめる気持ちになったそうです。では、女子高生への性加害はどうなのか。酒のせいではなくて、ただ性欲犯罪ということになり、『人間性喪失』です」(同)

山口氏の飲酒運転は映像も公開されている。山口氏がバイクを運転。後続車が、その様子を撮影したものだ。

「左側車線を走り、左ギリギリを走ったかと思えば、中央線に寄ってフラフラ走っている。飲酒走行がアリアリで後続車も近づけない。そのうち信号待ちの車に追突。映像を見ると、バイク制御ができなくて明らかに異常。性加害の女子高生には示談金を払って不起訴に持ち込んだようですが、飲酒運転映像はいまも残っています」(同)

彼は3月に「株式会社山口達也」設立。アルコール依存症者向けの講演活動や危機管理セミナーをおこない、「微力ながら社会貢献をしていきたい」という。

「芸能界復帰の伏線にしたいのは明らかでしょう。性加害と飲酒運転というのは、次元が違う話。どちらも酒のせいにしてしまえば、理由付けにもなる。計算はしているはず」(朝刊紙記者)

性犯罪者が芸能界に戻って良いのだろうか。

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