アニメ『鬼滅の刃』第4話“テンポ”の遅さに不満殺到! 丸々1話分失速気味に…

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4月30日に放送されたアニメ『「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』(フジテレビ系)の第4話「時透君ありがとう」。相変わらず作画は大好評なのだが、一方で物語の〝テンポ〟が悪いとネット上に不満の声が続出している。

森の中で金魚の鬼に襲われる里の少年・小鉄を救出した霞柱・時透無一郎。同じ頃、上弦の肆・半天狗から分裂した鬼と交戦中の竈門炭治郎は、戦いの最中に〝弱点〟を見出す。また別の場所では、禰󠄀豆子と不死川玄弥が分裂した複数の鬼と対峙。禰󠄀豆子は「楽」の文字を持つ鬼、玄弥は「哀」の文字を持つ鬼にそれぞれ苦戦を強いられるのだが、そこへ炭治郎も駆けつけ、戦いは激戦を極めるのだった――。

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「第4話は各所で行われる戦いが描かれ、戦闘シーンが中心の展開となりました。もちろん〝作画〟は映画レベルのクオリティーを保ち、見ていて飽きない仕上がり。ただ目まぐるしく変わる各所での戦闘が描かれたせいか、総合的にあまりストーリーが進んでいない印象があるのも確かでした。

実際に今回のエピソードは、原作における108話終盤から110話の途中まで。対して前回は105話から108話の途中まで物語が進んでいたので、およそ丸々1話分失速した計算になります」(芸能ライター)

鈍足気味な第4話に不満

失速気味のストーリー展開には、視聴者もいささか不満に感じた様子。ネット上には《鬼滅の刃尺稼ぎが多すぎ。セリフ一言一言、キャラクターの一挙一動、全てに妙に長い間を挟んでくるわ、戦闘シーンの挙動が何もかもやたら遅いわ》《この作画だからある程度は許容しないといけないだろうけど、鬼滅はやっぱテンポが悪いかな》《鬼滅、やる気がない時期のワンピやナルトくらいテンポが悪かった》《あんまりテンポが良くないから、今のとこスロースタートって感じ。遊郭は展開スピーディーだったから余計感じる》《今回の鬼滅なんかテンポ悪いな。作画はもういつも通り神なんだけど…》などと酷評が続出している。

「テンポの悪さに厳しい意見が上がっていますが、それは裏を返せば作品に対する期待値が高いからこそ。普段はそこまで気にならないことでも、〝鬼滅だから…〟と細かなところにも注目してしまうのでしょう。特に『刀鍛冶の里編』は序盤で各々の戦いを描き、後半にかけて一気に盛り上がる物語。戦いが始まって間もない今、多少の失速は仕方がないことです」(同・ライター)

とはいえこれ以上話のテンポが悪くなれば、視聴者離れも免れないはず。第5話では巻き返せればいいが。

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