『鬼滅の刃』甘露寺蜜璃に“プリキュア”の面影!? ダークな世界観から一転…

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アニメ『「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』(フジテレビ系)の第5話『赫刀』が、5月7日に放送された。作中には恋柱・甘露寺蜜璃の戦闘描写も登場したのだが、多くの視聴者が彼女の戦う姿に〝プリキュア〟の面影を見たようだ。

上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺の襲来によりピンチに陥る刀鍛冶の里。竈門炭治郎や禰󠄀豆子、不死川玄弥、そして柱である時透無一郎が奮闘するものの、上弦の圧倒的な戦力に苦戦を強いられる展開に。そんな中、里の近くで任務についていた蜜璃も駆け付け、里の長・鉄珍を襲う金魚の鬼を一網打尽にするのだった。

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「蜜璃の愛刀は、極めて薄くてやわい〝布〟のような刀です。捕らわれた鉄珍を救うために『恋の呼吸・壱の型 初恋のわななき』を繰り出した際には、まるで新体操のリボンを操るかのごとく可憐かつしなやかな刀さばきで敵を圧倒していました。鬼を斬りつけた瞬間には効果音とエフェクトが付き、最後は『私、いたずらに人を傷つけるやつには、キュンとしないの』と決め台詞まで披露。そんな彼女の活躍ぶりに、多くの視聴者の脳裏にアニメ『プリキュア』シリーズがよぎったようです」(アニメライター)

女児向けアニメのようなシーンが…

「プリキュア」といえば、伝説の戦士・プリキュアに変身した女の子たちが悪に立ち向かう物語。女児向けの変身ものでありながら格闘戦主体で展開されていく、いわば可愛さと強さを兼ね備えたバトルヒロインものであり、今回の蜜璃の戦闘描写とどこか重なるものがあるのも確かだ。

実際にネット上でも《蜜璃ちゃんの刀の演出、かっこよさと可愛いさ両立してて確かにプリキュア世界観味ありますよね》《蜜璃ちゃんってプリキュアだったのか…。可愛いね》《蜜璃ちゃん戦闘シーンはプリキュア観てる感覚で、胡蝶さんとは違う新しい感じ》《甘露寺蜜璃ちゃん、決めゼリフみたいなのがプリキュアみたいね》《蜜璃ちゃん、プリキュアかな?と思ってしまいました》《確かにダークな世界観の鬼滅の刃の中で、蜜璃だけプリキュアみたいなキラキラした雰囲気だな》といった声が続出していた。

「『鬼滅』のアニメ制作会社である『ufotable』はシリアスな描写やCGと作画の境界を超えた描写に定評があります。過去には『Fate/Zero』や『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』などの迫力ある戦闘シーンが話題になりました。

今回の『鬼滅』も、映画『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』と変わらぬ映像美を見せつけ、ファンが大盛り上がり。『ufotable』はどちらかというとキレのあるカッコいい戦闘シーンを得意としているため、甘露寺蜜璃のキュートな活躍はいっそうギャップを引き立たせているのでしょう」(同・ライター)

ダークファンタジーでお馴染みの「鬼滅の刃」では、一人だけシリアスではない雰囲気を漂わせている蜜璃。彼女の活躍が暗い雰囲気を華やかにする良きスパイスとなっているのだろう。

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