若林・山里『だが、情熱はある』日テレ史に残る大失敗ドラマ! 内輪ノリが寒すぎる

若林正恭  山里亮太 

若林正恭  山里亮太  (C)まいじつ 

タレント芸人『オードリー』若林正恭と『南海キャンディーズ』山里亮太の半生を描いたドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)が、開業70周年を迎えた日本テレビで最大の失敗作になりつつある。

「ドラマの第1~2話はビデオリサーチ調べ・関東地区で平均世帯4.7%、個人2.8%と大爆死し、第3話も平均世帯3.7%、個人2.3%、第4話は世帯3.6%、個人2.1%と右肩下がり。5月7日放送の第5話は、ついに世帯平均3.3%、個人1.9%と、1%台を叩き出してしまいました」(週刊誌記者)

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その尋常ではない爆死ぶりからは、そもそも若林・山里を題材にしたことの無謀さがうかがえる。

「2人は大スターでもない、ただちょっと売れてる中堅芸人にすぎない。どう考えてもドラマ化されるほどの器ではなく、企画そのものに無理があったと言わざるを得ません」(芸能記者)

やっぱりこの企画を通した意味がわからん

「その企画案について、プロデューサーのK氏は、大手音楽サイトの対談で『お2人のエッセイを読んでいて、どちらもタイトルがかっこいいじゃないですか? 中身もかっこよくて、共感できる部分もあるし、人間味にあふれていて、すごく面白いなと』と発言。企画担当のA氏もこれに呼応したことを明かしています。この瞬間、電波の無駄遣いともいえる3流芸人のドラマは誕生しました」(同・記者)

そもそも、彼らが芸人を推そうと思っていること自体、無能な発想だったのだ。

「日テレは昨年、『ZIP!』内で『錦鯉』の半生をドラマ化。これが反響を受けたため『芸人ドラマはイケる』と正式なドラマ枠を使って制作したのでしょう。しかし、『M-1グランプリ』優勝という分かりやすいストーリーのある、おじさん芸人の『錦鯉』と違い、『M-1』キッカケとはいえ、比較的早く売れた若林・山里の人生には見せ場がない。

ドラマでは毎週のように、若林がライブ後に倒れる姿を放送してドラマチックに演出しているが、これがとにかく寒い。お笑いを神格化しすぎてきつい。痛いラジオ信者が見ている光景を、強制的に体験させられているよう。

そもそも山里と若林は、互いに違うコンビだから物語が交わることもありませんし、結局のところ人選ミスだったんですよ。まぁ、『午前0時の森』『DayDay.』で2人をMCに据えている日テレとしては、若林・山里を推したいのでしょうけど…」(芸能記者)

『ラヴィット!』(TBS系)や『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、そしてこのドラマなど、電波を使った内輪ノリが鼻につく。

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