『教場0』視聴率低下で主役交代!? キムタクよりも有力なキャストは…

木村拓哉 

木村拓哉 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

現在放送中の『教場0』(フジテレビ系)は、言わずもがな木村拓哉主演の連続ドラマである。だが第5話で初登場した俳優・北村匠海の存在によって、木村の主役の座が脅かされつつあるようだ。

「教場0」は、木村演じる風間公親が警察学校の教官として赴任する以前の物語。これまで2話ごとに刑事を目指す警察官が〝風間道場〟の指導を受け、瓜原潤史(赤楚衛二)と隼田聖子(新垣結衣)が無事に卒業を遂げている。

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今回放送された5話からは、新人刑事・遠野章宏として北村が仲間入り。教授・梨多真夫(野間口徹)をベランダから突き落とした大学生の戸守研策(水沢林太郎)を、風間とともにじわじわと追い詰めていく。

「実は北村が演じる遠野は、2021年放送のスペシャルドラマ『教場II』(フジテレビ系)にも登場していたキャラクター。風間が義眼になった事件に大きく関与している人物でもあり、彼の登場を待ちわびていたファンも多かったようです」(ドラマライター)

北村匠海の立ち回りが秀逸

人に優しすぎることが欠点だった瓜原、弱音を吐けないことが欠点だった隼田に比べ、遠野は独自の推理で着実に犯人を追い込んでいく。犯人を仕留めるシーンでは、二度にわたって長セリフにも挑戦しており、見せ場もたっぷりと用意されていた。

対して風間は毎話登場するものの、自ら推理を披露することはなく、基本的に捜査は部下に任せっぱなし。隙あらば新人をいびり、少しでも見込みなしと判断したら即刻交番勤務に戻らせようとする。正直、好感度の高い主人公像とはいえない。

木村だけが要因とは言えないが、世帯平均視聴率は初回こそ12.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)を記録したものの、そこから徐々に低下し第5話は9.1%まで下がっている。

その点、北村は木村以上の演技力と見せ場を披露しているため、ネット上では〝北村実質主役〟説が浮上中。視聴者からも《あれ、教場って北村匠海が主役なの?》《キムタクじゃなくて北村匠海が実質主役》《北村くんのセリフ量がえぐい。キムタク以上に見応えあったわー!》《主人公を食うほどの見せ場の多さよ…》《もう北村匠海が主役で良くない?》といったコメントが続出していた。

5月2日に放送された『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)第3話にもサプライズ出演し、演技力の高さを見せつけた北村。「教場0」でもキーパーソンとして扱われているため、次回も木村と張り合った演技を見せてくれることだろう。

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