アニメオタクがまた迷惑行為! 公式の呼びかけに呆れ「頼むから社会に適合して」

(C)Roman Samborskyi/ Shutterstock

自分勝手で粗暴な言動を繰り返しながら、二言目には「経済を回している」「オタクを差別するな」など、都合よく強者にも弱者にもなるオタクという人種。彼らがまたも善良な市民に迷惑をかけ、ネット上で話題になっている。

今回話題になったのは、4コマ漫画を原作としたアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』のオタクたちだ。

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同作は、陰キャな女子高生たちがバンド活動に励むという、いかにもオタクが好きそうな設定で、音楽というその題材から、実在する東京・下北沢のライブハウスや店舗などが作中に登場する。

こうした場所はオタクの間で〝聖地〟となっており、巡礼する者が後を絶たない。

だが、オタクたちは身勝手に巡礼を楽しみ、周辺や店舗側に迷惑をかけるケースが相次ぐことに。特にこのゴールデンウィークはこうした例が頻発したのか、アニメ公式は5月9日、「作中モデル地への訪問に関して」と題した声明を発表した。

何年経っても改善しないオタクのマナー違反

声明には、「改めて、作中のモデルとなった場所へご訪問される皆様へお願いです。現地へ訪問される方は、ライブハウス、お店、建物の他テナント、近隣住民の皆様や地域へご迷惑にならないようご配慮いただきつつ、個人・団体問わず、週末・連休でのご来訪および撮影は避けていただくようお願い申し上げます。また、道をふさぐ・騒ぐなどの行為などはご遠慮いただき、一般のご住宅を撮影するなどの行為もお控えください。ご協力、ご理解のほどよろしくお願いいたします」と記されている。

いずれもごく当たり前のマナーだが、これを公式がアナウンスするあたり、オタクがこの程度をいかに守れていないかがうかがえる。

一連の事態は話題を呼び、ネット上には《頼むから社会に適合してくれよ》《まだ迷惑行為してる人がいるのか…》《公式が何度も同じこと言ってるってことはファンのマナーが相当悪いんでしょうね》など、オタクへの苦言が広がっている。

「オタクは二言目には『経済を回している』と言いますが、マナーの悪いオタクによる被害は、これまでにも各自治体から多数上がっています。昨年には『温泉むすめ』とコラボした熱海の居酒屋が、勝手に立ち入り禁止区域に入って業務を妨害するオタクの多さに、ツイッターで注意を喚起。すると、逆上したオタクは『こっちは来てやってる』などと誹謗中傷を浴びせたほか、逆恨みで保健所に虚偽の通報するなどし、店舗側が謝罪する事態に追い込まれました」(週刊誌記者)

オタクは「我々は迫害されている」と被害者ぶるが、全てはその行動が招いているのではないか。

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