巨人・原監督リストラ確定か…? 期待ゼロ“阿部監督”誕生へのカウントダウン

(C)TK Kurikawa / Shutterstock 

日本最古のプロ野球チームであり、〝球界の盟主〟とも呼ばれる読売ジャイアンツが、創設以来の危機に立たされている。

巨人は2019年から原辰徳監督が3度目の監督に復帰し、初年度と2年目にV2を達成。しかし、その後はチームの弱体化が進み、昨年は屈辱のBクラス。今年も開幕から負け込んでおり、球団史上初となる同一監督の2年連続Bクラスも現実的だ。

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「原監督は〝全権監督〟として補強や人事まで全ての指揮を執っているため、その責任は彼一人にあると言ってもいい。今季は3年契約の2年目ですが、Bクラスなら任期途中でも引責辞任は確実でしょう」(週刊誌記者A)

こうなると気になるのは、次期監督人事の行方だ。

超大穴“ゴジラ監督”のウルトラCも!?

「現在名前が挙がっているのは、前監督の高橋由伸氏、阿部慎之助ヘッドコーチ、桑田真澄ファーム総監督、解説者の江川卓氏、中畑清氏ら。しかし、歴史ある巨人軍は生え抜きしか監督になれないしきたりがあり、入団から指導者まで巨人一筋だった由伸氏、阿部コーチしか該当しません」(週刊誌記者B)

だが、この2人には懸念材料が多く…。

「由伸氏は3年間の監督時代で優勝ゼロ、Bクラス1回と、堀内恒夫氏に並ぶ〝暗黒時代〟として有名。阿部コーチは前時代的な軍隊式の指導法が賛否を浴びており、科学的トレーニングが主流の現代には不適格だとの指摘が後を絶ちません」(同・記者)

誰になっても苦境が予想される次期監督。しかし〝ある人物〟だけは、こうした不安も払拭できる適正があるという。

「国民栄誉賞も獲得した〝ゴジラ〟こと松井秀喜氏です。彼はONに次ぐ球団史に残るスターの上、温厚な人格者としても知られている。指導者としても、メジャーの名門ニューヨーク・ヤンキースでGM付特別アドバイザーを務めているほか、DeNAの臨時コーチで筒香嘉智を日本の4番に育てた実績がありますし、話題性・人望・指導力からこの上ない人物でしょう。

ただ、彼は引退直後から球団がコーチ・監督のオファーを打診しても、一度も首を縦に振っていません。生活拠点もNYにありますし、おそらくこのまま余生を過ごしたいのでしょう。現実的なのは阿部だけ…」(前出・週刊誌記者A)

どうやら、このまま監督人事は難航しそうだ。来年は球団創設90周年の節目だが、巨人はこのままジリ貧を迎え、暗黒時代に突入してしまうのだろうか。

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