HIKAKINのカップ麺に疑惑…ぼったくり価格&品薄商法と指摘多数

HIKAKIN 

HIKAKIN  (C)まいじつ 

YouTuber・HIKAKINがプロデュースするカップラーメン『みそきん』が、完売続出中だとネット上で話題になっている。しかしその実、騒ぎの割に味は大したことないようだ。

同商品は、GW明けの5月9日から全国の大手コンビニエンスストア限定で販売スタート。ラーメンと雑炊タイプのみそきんメシがあり、人気YouTuberとのコラボ商品とあって話題沸騰。初日から、SNS上に「どこも品切れ」「全然売ってない」といった報告が続出した。

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その人気から、フリマサイトでは高額転売が相次ぐ事態に。定価1個300円に対し、1,500円ほどの相場で転売されている。しかし、これに関して「品薄商法ではないか」との疑惑が…。

「とあるニコニコ生放送の配信者が、富山県内のセブン-イレブン58店舗を巡って検証したところ、なんと、みそきん・みそきんメシを販売していた店舗はゼロ。また、商品が陳列されていた形跡がなく、常に『完売』『次回入荷未定』との貼り紙が貼ってあるだけという報告も、多くのユーザーから相次いでいます。これらのことから、同商品は、初回出荷を絞って希少価値を煽った品薄商法だとの疑惑が浮上しているのです」(週刊誌記者)

また、その価格とクオリティにも、多くの疑問が集まっている。

「HIKAKINプロデュース」というだけで爆売れ

「最近は300円台の高価格カップ麺も珍しくなくなりましたが、それは、かやく・香味油などが複数に分かれている本物志向の商品。お湯を注いで最後に油を入れるだけのみそきんが1個300円は、明らかに高い価格設定です。

そもそも、同商品を製造しているのは、誰もが知る即席麺最大手の日清食品。可もなく不可もないといったレベルですし、HIKAKINへのコンサル料がなければ170円ほどで販売できたでしょう」(週刊誌記者)

これを多くの配信者・インフルエンサーが絶賛していたことも、〝仲間内〟のうさん臭さが漂う。

「みそきんは数多くのインフルエンサーやYouTuber・VTuberが絶賛し、中には『お店を越えた』とまで言っている者もいましたね。しかし、これらはどう考えても過大評価。配信者界隈でスクラムを組んだ身内擁護にすぎないでしょう。そもそも、『忖度なしの本気レビュー』を謳った配信に、HIKAKIN本人が高額スパチャを投げ込む買収まがいのことをしているのですから、全く公平じゃないし信用できませんよ」(同・記者)

SNSにも、《味も大したことないあの手のカップ麵で300円してる時点ですでにぼったくり》《味も麺も普通過ぎて もう買いません。あれに300円はぼったくりです》《どっかで食った味 まじ普通これで300円はぼったくり》など、みそきんへの疑問の声は多い。

10月以降、ステルスマーケティングは法規制されるため、こうした光景が見られるのは最後になるかもしれない。

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