『ラストマン』人気女優の出演に興覚め!? ワンパターンなオチにガッカリ声

福山雅治  大泉洋

福山雅治 大泉洋 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

5月14日に放送された日曜劇場『ラストマン』(TBS系)第4話に、俳優の伊藤歩がゲスト出演した。伊藤といえば、ドラマ『昼顔 ~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)での怪演が話題になった実力派俳優。20年以上のキャリアを持つ彼女が出演した時点で、〝犯人が丸わかり〟だと興醒めの声が上がっていた。

【関連】『ラストマン』キンプリ永瀬廉に不安要素? 明らかに露出が少ない要因 ほか

同話で描かれたのは、突然死を遂げたある男性の事件。彼はFBI捜査官の皆実広見(福山雅治)と捜査支援分析センター(SSBC)の分析官・吾妻ゆうき(今田美桜)がジョギングをしていた時に、急に倒れ込んでそのまま亡くなってしまった。当初は事故死と見られていたが、捜査が進むにつれて被害者の男性が痴漢の常習犯であったことが発覚する。

また警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(大泉洋)の捜査で、他にも同様の犠牲者がいることが判明。皆実と護道は「痴漢冤罪被害者の会」代表・真鍋美雪(伊藤)の元を訪ね、事件の全貌を探っていく――。

登場と同時に犯人特定!?

ただ伊藤演じる真鍋が登場した時点で、ネット上がザワつく事態に。かねてより〝いたって普通の、平凡すぎる刑事ドラマ〟と揶揄されている「ラストマン」だが、今回も視聴者からは《出てきた時点で歩さんが犯人って丸わかり!》《歩さん登場してすぐ犯人分かっちゃった!》《伊藤歩が波風立たない役のまま終わるわけないだろ!》《安定の真犯人っぷりなんだけど、開始15分で犯人が分かってしまうのがちょっと…》などとガッカリ声が上がっている。

「視聴者の予想通り、真鍋が事件の真犯人でした。彼女は痴漢の冤罪で捕まり、この事件を苦に命を絶ってしまった男性の婚約者。真鍋は婚約者の無罪を信じ、婚約者を陥れた痴漢グループに復讐するため、痴漢常習犯を狙って犯行を重ねていました。捕まった後の事情聴取でも『迷いなく、全員殺してやろうと思いました』『私は何一つ後悔してません』と毅然とした態度をとっていましたが、のちに真鍋の婚約者も痴漢グループの一員だったことが発覚。彼女の〝復讐〟は意味を成さなかったという後味の悪い結末で幕を閉じています」(ドラマライター)

伊藤といえば2014年、ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)で上戸彩演じる笹本紗和の不倫相手である北野裕一郎(斎藤工)の妻役として、偽装妊娠をしたり、自殺未遂を起こし夫をつなぎ留めるなど、狂気な演技が話題に。しまいには「まさか、浮気なんかしてないよね。そんなことしたら私、殺すからね、相手の女」と言い放ったことが印象的だろう。

また、2016年には松嶋菜々子主演の『営業部長 吉良奈で津子』(フジテレビ系)で主人公の家庭を壊そうとたくらむベビーシッターを見事に演じていた。伊藤は悪役の演技が上手いことを考慮すると、「ラストマン」の視聴者はいつも以上に犯人を特定しやすかったのだろう。

ちなみに次回は『ハリセンボン』近藤春菜や高梨臨、平澤宏々路、山本圭祐、わたなべ麻衣がゲスト出演するという。はたしてこの中の誰が犯人なのだろうか…。

【あわせて読みたい】