『教場0』つまらない理由が発覚! 前作から変わってしまった点

木村拓哉 

木村拓哉 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

現在放送中の木村拓哉主演の月9ドラマ『風間公親−教場0−』(フジテレビ系)。ジリジリと視聴率が下がっているが、不調の原因が明らかになったようだ。

フジテレビ開局65周年特別企画である『教場0』は、2020年と2021年に新春SPドラマとして制作された『教場』シリーズの前日譚。冷徹で最恐の教官・風間公親(木村)が、なぜそこまで冷酷無比な人格となったのか、その謎が明らかになる。

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「15日放送の第6話では、ついに21年放送の『教場Ⅱ』につながるシーンが放送されました。『教場Ⅱ』で放送された映像をそのまま挿入しており、シリーズファンは大喜びでした」(週刊誌記者)

それは、強盗犯の張り込み要請を受けて雑居ビルの屋上で待機していた際に、謎の男に襲撃されたシーン。遠野章宏(北村匠海)が不意打ちでナイフでめった刺しにされ、風間も千枚通しで右目を貫かれて負傷。大雨の中、2人の大量の血が地面に流れた。

「あれ考えた方センス素晴らしい」

「遠野が襲撃されるシーンは、神がかった演出だと話題になりました。ビニール傘を開いたとたん、そこに血がピシャッと飛び散り、残酷なシーンながら、白と赤のコントラストが美しいと話題に。また襲撃前、雨の中でネオンが光る様子が、不気味さを増幅させていると絶賛されています」(同・記者)

実際にネット上では《何度見てもここの場面、演出は強烈》《すごい…表現だ…と息を飲んでしまった…》《雨の屋上の惨劇のシーンの演出エグすぎて未だにゾクゾクしてるんだが》《開けた瞬間ビニール傘越しに血が飛び散る演出すきすき》《あの傘と血飛沫の演出凄いよな。油断させといて一気に絶望させる感じ。あれ考えた方センス素晴らしい》と称賛の声が殺到している。

「『教場』『教場Ⅱ』と『教場0』の演出家は、実は違います。『教場』『教場Ⅱ』は、ベテランの中江功氏が担当。今回絶賛された襲撃シーンも、『教場Ⅱ』の映像をそのまま使用したものです。

もし『教場0』も中江氏が担当していたら、ここまで視聴率が下がることもなかったかも。『教場0』が前作のように人気を集められないのは、ショボい演出が関係していそう」(同)

撮り方ひとつで、ドラマの面白さが大きく変わっているようだ。

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