『あなたがしてくれなくても』は共感力がウリ? さとうほなみの台詞に大反響

奈緒 

奈緒 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

5月11日放送のドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)第5話の、さとうほなみ演じる三島結衣花の台詞が視聴者の共感を呼んでいる。

同作には、主人公・吉野みち(奈緒)と結婚して5年になる夫・陽一(永山瑛太)、みちの上司である新名誠(岩田剛典)と多忙な妻・楓(田中みな実)の2組の夫婦が登場する。

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どちらもセックスレスで悩んでおり、ひょんなことからみちと誠は、互いの悩みを共有し合うようになる。

みちがセックスレスで悩む一方、陽一は勤めているカフェのアルバイトスタッフ・三島(さとう)と体を重ねてしまう。密かに陽一に想いを寄せる三島は、陽一のどっちつかずの態度にヤキモキしていた。

カフェに顔を出し、不倫相手と奥さんの愚痴を話すオーナー・高坂仁(宇野祥平)に対して「なんで男って不倫するんですかね?」「結局奥さんのとこに戻ってくのに…どうして?」と、核心をつく疑問を繰り出した。

誠でさえ抗えない不倫の呪縛

第4話からは、セックスレスのことを話せる〝戦友〟だったみちと誠が急接近。第5話のラストでみちは過ちを犯す前に、ただの同僚に戻ろうと誠を促すのだが、彼は名残惜しそうな様子でみちを引き留めるのだった。

妻のことを愛している誠でさえ、不倫が断ち切れていない様子から、三島のセリフに共感の声が殺到している。

ネット上には《ちょっと三島さん可哀想》《このドラマは男の方が夢みがちで、女の方が現実見てるところがすごくよくできてる》《三島は自分が落ちたらとことん落ちるタイプだと感じているからこそ、本人的にはギリギリ際まで落ちないように頑張ってた感じなんかな》《離婚する気がないのなら、最初から不倫も浮気もダメ絶対!》といったコメントが相次いだ。

「『あなたがしてくれなくても』は、シリーズ累計840万部(電子+紙)を突破する同名コミックスが原作。セックスレスや不倫、マンネリ化した夫婦の生活が描かれており、女性読者からの支持が厚い作品でした。そのためドラマ化してからも、視聴者の心に残るセリフがたびたび話題に。

第1話でみちと陽一が喧嘩するシーンでは、陽一が『性欲強くない?』とつぶやくシーンがネット上で注目を浴びました。セリフの影響力は番組サイドも熟知しているようで、公式ツイッターには《日の当たらない恋をするには それなりの覚悟が必要ですからね》《夫以外の人に心を奪われることなんてない。ずっとそう思っていた》などと、ポエム調の投稿が上がっています」(ドラマライター)

次回予告では三島の歓迎会に、図らずもみちが合流する展開に。修羅場が期待されている第6話では、いったいどのような名言が飛び出すのだろうか。

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