市川猿之助　 （C）まいじつ　

5月18日、歌舞伎俳優の市川猿之助が自宅で両親とともに倒れているところを発見され、病院に搬送されたが、父親の歌舞伎俳優市川段四郎さんと母親の死亡が確認された。

猿之助は命に別状ないとのことだが、あまりにもショッキングな騒動に、今後の余波が注目されている。

【関連】市川猿之助さん「自殺」を図ったか？ “セクハラ報道”直後に救急搬送 ほか

「事件性があるのかないのかが争点になりそうですが、現状、猿之助さんが出演していた番組はすべて、再放送できなくなるとの見方です。一部週刊誌では、猿之助さんのセクハラ・パワハラ疑惑も報じられていますからね」（週刊誌記者）

そこで、ほぼ確実に再放送禁止となるのが、2020年放送の堺雅人主演ドラマ『半沢直樹』（TBS系）だという。

「そもそも香川照之さんの騒動のせいで、前シリーズの13年版『半沢直樹』も再放送がキツくなっていた同作ですが、これで完全にアウト。猿之助さんは20年版『半沢直樹』では、前半のボスを演じていましたからね。日本史に残るドラマなのに、二度と地上波で見られない」（同・記者）

『半沢直樹』『鎌倉殿』がアウトに

ネット上でも《もう「半沢直樹」は地上波再放送は無理だろうなぁ…》《半沢直樹の再放送は、今後放送されることは無い。衛星放送でも放送しないだろう》《これだけ出演者に不祥事があると再放送しにくくなるよな》《半沢直樹が永久に再放送されないやん…》といった声があがっている。

「そのほか、昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』も放送できなくなるといわれています。もし事件性があれば、ネット視聴すらも困難になるとのウワサで、《NHKオンデマンドから鎌倉殿の13人が消えそう》《鎌倉殿DVD買っててよかった》《もしかして『鎌倉殿の13人』のブルーレイBox、買っておいて正解だった…？》なんて声も。新井浩文の逮捕で、彼の出演していた大河ドラマ『真田丸』が、いまもNHKオンデマンドで配信停止になっていますからね」（同）

また、〝作品に罪はない〟論争がはじまりそうだ。