巨人が藤浪晋太郎に「1億円オファー」か…メジャーで惨敗なのに年棒倍増?

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今季からメジャーリーグに挑戦したオークランド・アスレチックスの藤浪晋太郎投手が、早くも帰国の危機に立たされている。

「藤浪は日本時代から荒れ球のノーコン投手として知られ、4年目以降は思ったような成績が残せず。まずメジャーに行けたのが夢のようですが、案の定向こうでも苦戦しています」(週刊誌記者)

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先発で炎上続きだった藤浪は中継ぎに降格し、その後も好不調激しい不安定な投球を連発。日本時間5月18日にも、同点の8回ツーアウト二・三塁から登板し、9回に満塁のピンチを作って降板。後の投手が決勝点を打たれ今季5敗目を喫している。

その防御率は12.62と、なぜマイナーに降格しないのかが不思議なほど。このままでは敗戦処理を務められるかも怪しく、今季限りでの退団は既定路線だ。

だが、捨てる神あれば拾う神あり。日本のアノ球団が、藤浪を三顧の礼で迎え入れるというのだ。

億契約で巨人が迎え入れる可能性

「開幕から敗戦続きでBクラスの読売ジャイアンツです。巨人は現在〝魔の8回〟と呼ばれるほど中継ぎ陣が不調で、終盤に試合をひっくり返されるケースが相次いでいる。投手陣の補強は急務であり、メジャーでは通用しない藤浪も貴重な戦力として迎え入れられる下地があります。

現実問題、藤浪は今季限りかシーズン途中での退団がほぼ決定的。古巣・阪神は投手陣が好調で、戻っても二軍生活になりそうですし、巨人が獲得調査に乗り出す可能性は十分あるでしょう」(週刊誌記者)

気になる年俸だが、現在よりダウンすることは必至でも、日本時代の約4900万円よりはアップする見込みだという。

「今季の藤浪は約4億円の年俸で、日本に戻っても1億円はくだらない。今の藤浪にこれだけ出せるのは、資金力・チーム状況を考えても巨人くらいでしょう。全権監督の原辰徳監督からしても、これくらいは惜しくないのでは。彼はオコエ瑠偉、長野久義、松田宣浩と、出場機会のなかった若手やベテランの起用に積極的ですし〝原再生工場〟が見ものです」(同・記者)

藤浪のメジャー移籍は〝思い出作り〟に終わりそうだ。

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