『unknown』ウイカが無駄死に? 軽いノリに「テンション何なんや」

ファーストサマーウイカ 

ファーストサマーウイカ 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ

5月23日放送の『unknown』(テレビ朝日系)第6話のストーリーが物議を醸している。前週の第5話は最後の最後でファーストサマーウイカ演じる女性が死ぬ衝撃的な展開に。視聴者の反響も大きかったが、第6話は一転、軽めのストーリーが続いた。視聴者はウイカの「死」をないがしろにしている、とお怒り気味だ。

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第5話では、放送終了直前に「母の日だし…」と五十嵐大五郎(曽田陵介)は恥ずかしげに花を持ち、母・五十嵐まつり(ウイカ)のクリーニング店を訪れた。

吸血鬼で週刊誌記者の闇原こころ(高畑充希)とともに店の扉を開けた大五郎だったが、店内に入るとまつりが血を抜かれて死んでいた。

まつりの死が明らかになったのは第5話終了の約30秒前。各ネット媒体でも取り上げられるなど大きな話題になったのだが…。

吉田鋼太郎「おふざけシーン」が物議

第6話ではまつりの死体を再度映しつつ、まつりの葬儀のシーンに移行。事件の捜査が始まったものの、ここからドラマはコメディータッチに変わっていった。

週刊誌記者のこころは編集長・曽我眞一(石川禅)に徹底取材したいと要請。曽我は、まつりを含む連続殺人事件に関連する重要人物と接触に成功したと闇原に伝えた。闇原が曽我の元に向かうと、そこにはこころの父・海造(吉田鋼太郎)が顔を白塗りにして待ち構えていた。

曽我と海造はお互いマント姿で、意気投合した様子。おふざけにも見える2人のやりとりを見て、こころはドン引きしていたと思われたが、視聴者からは《ウイカの死が軽くなってんだけど》《ウイカ殺されたのに、コイツらのテンション何なんや》といった声が漏れている。

「どうもミステリー要素とコメディ要素を織り交ぜる展開が不評を買っている。視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は1話から7.6%、6.1%、6.2%、5.6%、5.2%とあからさまに下降。今後、人気の演者が死んで退場するにつれて視聴者が離れていく皮肉な展開が続きそうだ」(ドラマライター)

第6話のラストでは朝田虎松(田中圭)の父・一条彪牙(井浦新)が血を流して倒れ、気を失っていたこころが隣でアイスピックを握りしめていた。果たして最終話までに人気キャストは残っているのだろうか。

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