“辞めジャニ”が『まつもtoなかい』に大集合? 視聴率アップの奥の手とは

松本人志 

松本人志  (C)まいじつ

新番組『まつもtoなかい』(フジテレビ系)が早くも大ピンチのようだ。『ダウンタウン』松本人志と中居正広をMCに迎え、毎回豪華なゲストを招いているのにもかかわらず、視聴率が低空飛行を続けているのだ。

同番組は、松本と中居が〝会わせたい〟と思う2人をマッチングするトークバラエティー。もともとは特番として放送されたが、4月30日からレギュラー番組としてスタートし、初回から大反響を巻き起こした。

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香取慎吾をゲストに迎えた1回目の世帯視聴率は、10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)となかなか好調な出だし。しかし、お笑い界のレジェンド・上沼恵美子と俳優・北川景子が招かれた5月7日回の視聴率は5.2%にとどまり、翌週の安藤サクラ&トータス松本の登場回は4.9%と、視聴率の急降下に歯止めがかからない状況だ。

とはいえ、最新の5月21日回は、視聴率5.7%と多少回復。元『V6』の岡田准一と広末涼子の同級生コンビを招き、青春時代の赤裸々トークに花が咲いたが、《完全なる映画の宣伝のためのキャスティングでしかない》《ジャニーズのための番組》《広末の扱いが小さすぎ》などの苦言も相次いだ。

どんな番組もコケる“フジ日曜21時枠”

視聴率がやや回復したとはいえ、同時間帯に放送されている日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)には遠く及ばない。同ドラマは21日の放送回も視聴率12.8%を記録しており、『まつもtoなかい』に倍以上の差をつけている。

「フジテレビの日曜21時枠は、いわずと知れた〝コケ枠〟です。かつてはTBSの『日曜劇場』と並ぶ人気枠でしたが、2007年に生活情報バラエティー『発掘!あるある大事典II』のデータ捏造が発覚し、あっという間に番組は打ち切られてしまいました。

その後の16年間、TBSに対抗するため、ドラマやトーク・クイズバラエティー、単発特番、ドキュメンタリーなど15番組ほど入れ替えているものの、どれも短命に終わりました。MCに『TOKIO』を据えたトークバラエティー『メントレG』や、3時間の単発特番枠『日曜ファミリア』をスタートさせたこともありましたが、これらも残念な結果に。

『King & Prince』のメンバー脱退などで世間の注目度が高い今、ゲストを〝辞めジャニ〟で固めたほうが、大物を呼ぶより視聴率が取れるのでは」(芸能ライター)

次回ゲストは小栗旬と発表されているが、果たして吉と出るか凶と出るか…。

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