『どうする家康』視聴率が爆上がりした2つの要因とは? ここ10週の“最高値”を記録

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ

5月21日放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』第19話で、視聴率が爆上がりした。これには2つの大きな要因があるようだ。

初回は世帯平均視聴率15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)でスタートした同作。その後、第2話15.3%。第3話14.8%。第4話13.9%。第5話12.9%などと徐々に下がっていき、5月7日放送の第17話は10.1%と二ケタ割れ寸前に。

【写真】『どうする家康』放送休止日に『#松本潤Instagram』がトレンド入り! お茶目ショット… ほか
【関連】「子供と見てるんだからやめて」『どうする家康』お色気シーンに悲鳴!

しかし第18話は10.9%、さらに第19話は11.5%と回復。11.5%という数字は、第10話以降で最高の数値だ。

「視聴率が爆上がりした要因の一つに、ウクライナのゼレンスキー大統領の影響があるでしょう。広島で行われたG7サミットを訪問したゼレンスキー大統領ですが、『どうする家康』19話の放送直前まで、NHKでゼレンスキー大統領のスピーチが生中継されていたのです。

そして『どうする家康』を放送するために、スピーチを途中でぶった切り。そのまま大河ドラマが放送されたので、ゼレンスキー大統領のスピーチ見たさにチャンネルを合わせていた人を、視聴に巻き込んだのです」(週刊誌記者)

このように前番組の影響で視聴率が上昇するドラマは多い。前クールでは、WBC直後に放送されたドラマ『100万回 言えばよかった』(TBS系)の視聴率が爆上がりした。

「今週が過去一番面白かった!」

さらに、視聴率上昇はこれだけでなく、『どうする家康』ならではの要因も…。

「第19話は、大きな合戦が終わって、家康たちが一息ついている日常コメディー回でした。見逃しても問題ないような、繋ぎの回なので視聴率が下がりそうなものですが、今作は嵐・松本潤が主演とあって、女性視聴者が多い。そのため、必死に合戦なんかやってるより、演者たちがワチャワチャとやってるほうが好評だったのでしょう。

ネット上でも実際に、《前回、神回だけど私には今回も神回だよ。何度も何度もリピしたい》《今回はコントみ強くてめちゃめちゃ笑った》《今回は殺伐としてなくてよかったな》《今週が過去一番面白かった!》といった声があがっています」(同・記者)

他方で、第19話をワーストと評する声もあり、まさに世論は真っ二つ。しかしエンタメなのだから、素直に楽しんだもの勝ちだろう。

【あわせて読みたい】