アニメ『推しの子』が木村花さん遺族を煽る! 外道行為に「心は無いんか?」

Reezky Pradata

Reezky Pradata/ Shutterstock

話題のアニメ『【推しの子】』(TOKYO MXほか)第6話のストーリーに、いまだ多くの批判が寄せられている。さらにアニメ公式が火に油を注ぐような言動を繰り出し、物議を醸している。

アニメは5月17日に第6話『エゴサーチ』で、恋愛リアリティショーに出演したキャラが誹謗中傷を受け、自殺を試みるというエピソードを放送。これが、2020年に出演者の木村花さんが、誹謗中傷を苦に急逝した恋愛リアリティショー『テラスハウス』を基にしているのではと、騒動になっていた。

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花さんの遺族・木村響子さんも苦言を呈し、製作側に説明を求める意向をツイッターで表明。しかしなんと、騒動真っ只中の24日、アニメ公式は6話の視聴者投票名場面として、誹謗中傷を受けたキャラが自殺を決意するシーンを待ち受けプレゼントした。

この無神経な対応に、ネット上には《このアニメに人の心は無いんか?》《公式が遺族をコケにしてる》《エモすぎ! みたいなエンタメ消費しかされてない証拠》《公式は悪くないっていうけど誹謗中傷に釘刺さない上、決意シーン配るとか 予約投稿だとしても誰か何かしようや》といった声が。

不適切ではないかと、多くの批判を集めている。しかし、その後も公式の暴走は止まらない。

【推しの声】は炎上商法しかできない?

同日夜、第7話の放送終了直後には、《これだけ注目されてる中だもん。世の中の意見、まるっと上書き出来ちゃうかもね》とツイートしたのだ。

またも騒動を煽るかのような内容に《静観してたけど、これは流石に嫌悪感が湧く》《制作側も炎上するのわかっててあえてやってるのがよくわかる》《リアルで炎上中で注目集まる中の7話を受けてのこのツイート、ヤバすぎ》《推しの子のセリフなの? それにしたって最低》など、再び物議を醸した。

「一連の騒動から分かるのは、製作側のモラルのなさ。〝煽っているつもりなんてなかった〟と弁解するでしょうけれど、そもそも論、真意はどうでもいい。相手にどう思われるのか、自分の行動が何を引き起こすのかを考えるのが重要なわけで、この騒動を予期できなかった時点で少なからず責任はあるでしょう。迷惑系ユーチューバーが〝そんなつもりなかった〟と謝罪動画をあげるのと同じ」(週刊誌記者)

今回の件に関し、アニメのファンは《敵より味方の方が絶対に多いはずなので、言い掛かりは全無視するように。頼むぞ! 表現の自由》《みんなで意見を上書きし、安易に作品を燃やそうとした連中を全て駆逐せねばならない》《毎週毎週、公式はあれか? 神か?》など、公式側を擁護している。

遺族の訴えもファンの声で上書きしたというわけなのだろうか。

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