家臣にあっさりチクられて…『どうする家康』魅力も威厳もナシの松本潤にツッコミ

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

松本潤主演の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)第19話が、5月21日に放送された。同話では、傷心気味の徳川家康(松本)が美しい侍女に〝お手つき〟。

それを家臣から妻の瀬名(有村架純)へバラされる…という展開となり、視聴者からツッコミが殺到している。

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織田信長(岡田准一)が天下統一に向けて軍を立て直していたころ、家康は武田信玄(阿部寛)との戦いで犠牲を出したショックから立ち直れないでいた。そんな彼を甲斐甲斐しく世話したのが、瀬名の元侍女・お万(松井玲奈)。彼女の美しさと優しさに家康はつい心を許し、身体を求めてしまうのだった。

そして月日がたち、服部半蔵(山田孝之)から家康へ「お子が増える」という知らせが舞い込む。お万が家康の子を授かったのだが、当の本人はどこか気まずい様子。

瀬名には知らせず、代わりに家臣の石川数正(松重豊)と酒井忠次(大森南朋)に子どもができたことを打ち明けるものの、二人からは「信長が敵を蹴散らしている時に、殿はお風呂でいったい何をされていたのですか。情けなや。あー情けなや」と呆れ声が…。

もちろんこのことはすぐさま瀬名に伝えられ、彼女は家康を開口一番に怒鳴りつけるのだった。

家臣にチクられる“人望なし”の家康…

そもそも武将というのは、勢力拡大のために子どもを増やすことが当たり前。にもかかわらず侍女との色恋に後ろめたさを持ち、妻から怒られるというのは、わりと〝現代的〟な描写だ。

いくらドラマとはいえ、〝松本家康〟の情けなさにいつも以上にガッカリした視聴者が多かったようで、ネット上には《多くの側室を抱えることが重要。お手付き結構先ずは子作りだ。正室もその辺は心得たもので、いちいち側室に嫉妬なんかせんだろう》《どうせ家康を下げるための演出だろう》《わざとらしい展開。家康の側室はいっぱいいたんだよ》などといったツッコミが殺到していた。

「何より、一番の違和感は、家臣がすぐに〝チクった〟ことです。頼りないとはいえ、相手は殿。本来であれば殿を慮り、瀬名に告げ口したりはしないでしょう。なのにあっさりチクられてしまうのは、よほど家康が舐められているのかもしれません。

そもそもドラマ内の家康は、威厳がなく頼りないように描かれており、家臣の夏目広次(甲本雅裕)が家康の身代わりになった際には、視聴者から《殿が全然魅力的じゃないから何故こんなに皆から愛されてるのか共感できない》といった指摘が寄せられていました。

威厳もない、判断力もない、魅力もない、おまけに家臣には簡単に裏切られる…。そんな家康が大河ドラマの主人公であることに違和感しかありません」(ドラマライター)

これでは〝どうする家康〟というより、〝どうしようもない家康〟である。

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