遺族をネットリンチ…『推しの子』炎上でアニメオタクの異常性が浮き彫りに

(C)Roman Samborskyi/ Shutterstock 

アニメ『【推しの子】』の自殺者揶揄事件を発端に、アニメオタクの人間性を疑う声がネット中で噴出している。

5月17日に放送された、恋愛リアリティーショーへの出演をきっかけにネット上で誹謗中傷を浴びるようになり、それを苦に自殺未遂を図る女子高生のエピソード。

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これが、プロレスラー・木村花さんが自殺した『テラスハウス』事件に酷似しているとして、「死者を揶揄している」「不謹慎」などといったようにネット上で物議を醸した。

遺族である花さんの母・響子さんも、ツイッターで《実際にあった話をそのまま使うことで花を大切に想う人たちが深く傷つくことは想像できないのかな》など苦言を呈し、制作側と話し合いの場を設けると表明。

すると、これにアニメオタクは逆上し、〝俺たちの好きなアニメを攻撃する悪魔〟とでも言わんばかりに〝響子さんバッシング〟を開始したのだ。

こうした事態を受け、響子さんは5月25日に《これ以上、誹謗中傷や攻撃が続くなら 平和的な解決はもう難しいのかもね》とツイート。過激なアニメオタクたちに対して、訴訟を行う意向をにじませている。

異常性を指摘され始めたアニメオタク

そして、このあまりに身勝手かつ過激な攻撃が問題視され、アニメに親和的なネット民からも見放されることとなる。

現在、ネット上では、《遺族に対してあんな凶暴になれるやつらがわんさかおるとか地獄みたいな界隈》《「このアニメはネットリンチの酷さを問題提起してるんだ!」と言いながら遺族をネットリンチするのほんと酷い》《オタクにそんな悪いイメージなかったけどさすがに考え改めた》《今回の推しの子の炎上でオタクが嫌いになった》など、響子さんを攻撃するアニメオタクへの批判が連日行われている。

「振り返れば、アニメオタクはネットで異常行動を繰り返し続けています。近年だけでも、『温泉むすめ』とコラボした熱海の居酒屋へ勝手に侵入・撮影といった迷惑行為を繰り返し、店側がSNSで苦言を呈すと『こっちは客だ』『経済を回してる』と逆上して誹謗中傷。

さらには、グルメサイト低評価の報復、保健所への虚偽通報といった犯罪的行為にも出ています。

『ウマ娘』に対するコナミの訴訟問題でも、内容もわからないままに一方的にコナミを誹謗中傷。『【推しの子】』同様に、コナミを〝俺たちの好きなアニメを攻撃する悪魔〟としているのです。

オタクはまず、アニメが問題になったとき、反射的に〝アニメは絶対悪くない!〟と思考停止で反応するのをやめるべき」(週刊誌記者)

今回を機に、アニメオタクが自身の異常性に気付いてくれればいいのだが。

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