『教場0』白石麻衣、恋愛シーンで尺稼ぎ?1時間は長すぎたのか…

白石麻衣

白石麻衣 (C)まいじつ

『教場0』(フジテレビ系)第7、8話に女優の白石麻衣が出演したが、一部の視聴者が演技力が乏しいと酷評を浴びせている。一方で男性との恋愛シーンが視聴者の間で話題になったが、これが白石の刑事としての演技シーンを削減するための策とみる向きが強くなっている。

5月22、29日放送分で登場した白石は新人刑事・鐘羅路子を演じた。風間公親(木村拓哉)は鐘羅について、しきりに男女の心の動きを察知する感性があると褒めていた。

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だが22日の第7話で、覚せい剤の売り子をしていた同棲相手・西田徹(渋谷謙人)に捜査情報を漏らしてしまった。第8話で風間が鐘羅の悪事を突き止め、交番に勤務するよう言い渡した。

第7話では白石が肩を出しながら西田とともに話を交わすシーンが話題になっていた。第8話でも鐘羅(白石)が肩をあらわにするシーンが出現している。

西田がベッドに横たわる中、鐘羅は首にネックレスを着けながら隠し事がないか問いただしたが、西田はうまく会話をそらしながら鐘羅に後ろから抱き付く。鐘羅は「今、爪(ネイル)やってるから。危ないよ〜」と告げて夜のシーンは終了した。

「別シーン挿入」連発でセリフ減らした?

『乃木坂46』出身ということもあり清楚なイメージの強い白石だが、恋愛シーンも演じることに。その背景には、月9の1時間ドラマを演じ切るには懸念があったとの推察がある。

「白石が肩から首元をあらわにするシーンは男性視聴者を中心に大いに沸いた。ただ《演技シーン削るための脱ぎシーン》との声も根強かったのは事実」(ドラマライター)

また、第8話冒頭には坂口憲二演じる刑事・柳沢浩二が拳銃を手に民家に突入するシーンを挿入。襲われて意識不明の新人刑事・遠野章宏(北村匠海)のもとを風間が訪れ、様子を見るシーンもあったが…。

「ちょこちょこと今後のドラマの展開をニオわせるシーンを挿入することで、刑事としての白石さんのセリフを徐々に削っていったのでは。白石さんでも恋愛シーンであれば、それなりにこなせて尺を稼げる。

まだ女優としての歴が浅く、2話分まるまる刑事役を演じきるのは無理だと制作サイドは判断したのでは。結局、白石さんの女優としての評判は上がることもなく、そこまで下がることもなく済んだ」(前出・同)

次回「風間道場」に入る刑事を演じるのは染谷将太。白石はなんとかバトンをつなぐことができたようだ。

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