『ラストマン』ゲスト俳優・前原滉の演技が大好評! NHK朝ドラの顔から豹変

福山雅治  大泉洋 

福山雅治  大泉洋 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

5月28日放送のドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)に、俳優の前原滉がゲスト出演。前原といえば、NHK連続テレビ小説『らんまん』にも出演中の俳優だが、「ラストマン」での彼は雰囲気が全く異なっていたようだ。前原の演技の振れ幅に、驚く視聴者が続出している。

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今回放送された第6話では、東京郊外の別荘で起きた立てこもり事件が描かれた。立てこもりの犯人である警備会社の社長・菊知(髙嶋政宏)は、自身の妻と娘を人質にして、現金10億円を要求する。しかし菊知の違和感に気づいたFBI捜査官・皆実広見(福山雅治)は、菊知の妻の代わりに人質として拘束されることを提案。拘束された皆実は、別荘内部から捜査を進めていくのだった。

前原演じる宇佐美翔が登場したのは、皆実や護道心太朗(大泉洋)が現場に到着した直後。最初は〝通報者〟として登場するも、ドラマの中盤で事件の〝黒幕〟だったことが発覚する。

宇佐美はシングルマザーの母と暮らしていたのだが、ある時母を亡くしてしまう。その際自身の父親が菊知だと知った宇佐美は、次第に〝親ガチャに失敗した〟と菊知を恨むようになる。さらに菊知とその家族が自分とは正反対の順風満帆な生活をしていることを妬んだ末、彼の家庭を壊そうと犯行に及んだのだ。

植物学生と殺人未遂犯が同一人物!?

心太朗が自白を強要するシーンでは、宇佐美が喉を締め付けながら菊知への恨み節を吐露する一幕も。深く下ろした前髪と、目の奥から感じられる意志の強さが殺人未遂犯という役柄を絶妙に引き立てていた。

「現在前原は、神木隆之介主演のNHK連続テレビ小説『らんまん』に出演中。東京大学の植物学教室で、神木演じる槙野万太郎の自由な生き方に興味を持つ植物学科の2年生・波多野泰久を演じています。柔和な人柄の役柄を演じていたため、『らんまん』を観ていた人でも、宇佐美が前原だと気づく人は少なかったようです」(芸能ライター)

「ラストマン」の放送後、前原は自身のツイッターアカウントにて《日曜劇場に出れたことも嬉しかったですし、久しぶりに大泉さんや永瀬くんに現場でもお会いできて嬉しかったです》と投稿。

ちなみに同ツイートで宇佐美役が前原だと知ったユーザーも多かったようで、SNS上には《もしかしてあの優しいメガネくんが殺人犯役だったの!?》《ごめんなさい! 前原さんだとなかなか思い出せなくて、今やっとスッキリしました》《メガネがないと印象変わりますね》《らんまんとは全く違う役柄でびっくりしました》《どこかで見た人だと思っていたけど、前原さんだったんだ!》などと驚きの声が上がっていた。

ドラマ『ユニコーンに乗って』(TBS系)では主演の永野芽郁とともに会社を立ち上げたエンジニア・栗木次郎役、ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)では管理人・蓬田蓮太郎役と有名ドラマに次々出演し、着実に知名度を上げている前原。次はどのような役で視聴者を驚かせるのだろうか。

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