ガンダムすら意味不明? アニオタの“理解力低下”が話題「なろうに毒された」

(C)Roman Samborskyi/ Shutterstock

昨今のアニメオタクの絶望的なまでの理解力のなさが、ネット上で問題視されている。

「2010年代、小説投稿サイト『小説家になろう』がヒットしたのですが、そこに投稿される作品は、ご都合主義の極みや転生モノばかり。素人丸出しのクオリティで、こうした作品はいつしか『なろう小説』といって馬鹿にされるようになりました。

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そして、こうした作品にばかり触れることで、オタクの読解力・理解力は、かつてない速度で低下していきました」(週刊誌記者)

オタクといえば、考察や深読みのイメージがあるが、それはもう過去の話なのだ。

「支離滅裂でご都合主義な作品にばかり触れていれば、当然、読み手や視聴者のレベルは低下する。これにより、いつしかネット上のアニメ実況界隈では『作品が理解できない』という声が多く上がるようになったのです」(同・記者)

これを如実に示しているのが、放送中のアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』(TBS系)だ。

『ガンダム』を理解できないオタクたち…

「同アニメは、5月28日放送の第19話で、主人公の相棒であるミオリネとグエルが地球との交渉に出向き、モビルスーツを開発していた企業の施設を発見し、殲滅。

終盤には、宇宙有数の一大企業であるベネリットが市民を虐殺したとの報道が流れ、議会連合は人道に反するベネリットを攻撃するという大義名分を得ました。これにより、戦争の危機が訪れます」(同)

ところが、ネット上には《誰か今日の水星の魔女解説してくれよ》《話が全く分からない 誰か解説して》《後半何が起きてるのか全く分からない》といった声が多く上がった。

核心に迫ったり、物語が複雑に絡み合ったりする展開ではないにもかかわらず、理解できないオタクが続出したのだ。

すると、オタクたちのこうした現象が話題になり、《読解力も低下してるしそもそも自分で読み解こうともしなくなってる》《作り手もそれに合わせて地獄のようになるパターンとは以前から警鐘されてたよな》《水星で分からんかったら10年前のアニメすら難解になりそう なろうに毒され過ぎ》《大筋のストーリーは普通に見てれば理解出来るやろ水星は》といった声が相次いだのだった。

「最近のアニメオタクなんて、所詮は美少女キャラに発情しているだけで、ストーリーなど二の次三の次。演奏技術ばかりに気を取られ、作詞や作曲、ステージや衣装・演出を評価できない自称・音楽通と同じレベルです。

陰キャな女子がバンドをするストーリーに興奮したり、推していたアイドルの子どもに生まれ変わるという妄想全開の気味の悪いストーリーにご満悦ですからね。

現にSNSでも、ストーリー性よりキャラの可愛さばかりが議論されますし、ノベライズやシナリオブックよりフィギュアや作画集の方が売れますよね。いわば、光に群がる虫のように、キャラに発情するだけでほかはどうでもいいんですよ」(同)

やはり、まともな教養を身につけるには読書が一番だろう。

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