ジャニーズ「写真ネット解禁」で悲鳴を上げるのは誰か

bee / PIXTA(ピクスタ)

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ジャニーズ事務所が所属タレントの写真をインターネット上での掲載を許可することを発表した。今後は記者会見、囲み取材、舞台あいさつなど、タレントが登壇した際の写真はウェブニュースサイトで使用が可能になった。

「1月31日に東京都内で行われた映画『羊の木』の会見に登場した『関ジャニ∞』の錦戸亮が解禁第1号でした」(芸能ライター)

ジャニーズ事務所は「近年のスマホを中心とした情報伝達・情報処理が大きな比重を占めるようになった市場の変化に、段階的に対応してまいりました」と、これまでの取り組みを紹介。肖像権保護の観点から使用制限を設けてきたが、段階的な対応として、2016年の一部映像のYouTube掲載、2017年の宣材写真のSNSでの使用解放、『Kinki Kids』デビュー20周年企画でインターネット動画配信サービス『GYAO!』との連携による映像配信などを実施してきたことを挙げた。

それらの実績を踏まえた上で、「今回はその一環として、これまで皆さまにご不便をお掛けしておりました『記者会見、囲み取材、舞台挨拶などのタレント登壇時の写真のウェブニュースサイトでの使用』につき、後記の一部制限がございますが、ご使用いただけることといたします」と発表した。写真使用に関しては“原則3カットまで”と制限を付けている。

 

勝手に写真を集めて販売している業者は…

「ジャニーズのウェブでの写真使用解禁で慌てているのが、コンサートなどで勝手にアイドルの写真を撮影して、ブロマイド屋や出版社に売りつけているカメラ小僧たちです。特に現在、『嵐』の写真はよく撮影できていれば20枚10万円ほどで買い取ってくれる業者もいて、ショックを受けている状態です。『いまのうちに撮影してしまえ』とばかりに、カメラ小僧チームは大量に撮影する輩をコンサートに投入すると思います」(前出・ライター)

一方で、アイドル雑誌編集者によれば「ジャニーズ事務所は段階的に肖像をオープンにしていく。いまは試験的段階です」という。時間の猶予は多少あるが、勝手にコンサートの写真を集めて出版している会社は慌てているという。

ジャニーズタレントの写真がネットで見られるなら、何も写真集など買う必要はない。肖像権を無視したカメラ小僧と、彼らから写真を買って写真集をリリースしてきた出版社に、いよいよ年貢の納めどきが来たようだ。

 

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