松本人志　画／彩賀ゆう　（C）まいじつ　

また〝芸能人様〟が庶民を見下す姿がテレビで放送されてしまった。

それは5月31日放送のバラエティー番組『水曜日のダウンタウン』（TBS系）のこと。この日は「ぬるっとクイズ王」と題した企画が放送。ターゲットの芸能人に、日常生活の中でさりげなくクイズを出題し、本人はクイズに参加していることを知らないまま、どんどん次のステージへと進んでいく企画だ。

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この企画のプレゼンターとして『サバンナ』高橋茂雄が登場し、スタジオでVTRを見る芸能人たちに企画を説明。例として、タクシー運転手にクイズを出される…というシチュエーションを上げた。

すると芸能人たちは一様に〝めんどくさっ〟とばかりに嫌な顔をして、話しかけられることをウザがる素振りを見せていた。

「芸能人たちの〝庶民見下し〟がより顕著だったのは、『バイキング』西村瑞樹のVTRを見ていた時です。タクシー運転手から『今日もいい天気ですね。お花見は行かれました？』と声をかけられ、西村は『今年やってないですねぇ』とだけ答えたのだが、なんとスタジオの芸能人たちは『優しい！』『だいぶ優しいですねぇ』『人柄が良いですね』などと、西村の対応を絶賛したのです。

その後も、ただ普通に運転手と会話をするだけの西村を見て『めちゃめちゃ優しいな！』などと声をあげていたのです。どうやら、芸能人はタクシー運転手に声をかけられたら塩対応するのが普通。無視しても別に構わないし、何とも思っていないようですね」（週刊誌記者）

「優しいってなんなん？ 何様だよ芸能人」

この反応に違和感を覚えた視聴者は一定数おり、《芸能人がタクシーの運転手さんと会話することってやさしいの？ 何様？》《タクシー運転手の話しかけに答えるの優しいっていう芸能人ヤバいな》《優しいってなんなん？ 何様だよ芸能人》といった声があがっている。

「芸能人は庶民から話しかけられることを極端に嫌うくせに、ロケのインタビューなどで庶民が対応してくれないとブチギレ。『話しかけられることを光栄に思え』とばかりに上から目線で対応しています。ちなみに『ハライチ』澤部佑は、タクシー運転手に話しかけられても無視すると暴露されています」（同・記者）

テレビが衰退してYouTubeが流行る理由がわかるというものだ。