YOASOBIラーメンがきな臭い！ コラボカップ麺は値上げの隠れ蓑？

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幾田りら

幾田りら　画／彩賀ゆう　（C）まいじつ

人気アーティスト『YOASOBI』の監修によるカップラーメンが、6月5日から全国で発売される。異色のコラボが実現したワケだが、どうやら裏事情が隠されているようだ。

エースコックとコラボした新商品は、ikuraが監修した『電光石火のごま香るホッと幸せ塩とんこつラーメン』と、Ayaseが監修した『電光石火のにんにく香るビリッとやみつき旨辛醤油ラーメン』の2種類だ。

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パッケージはYOASOBIの世界観を取り入れたデザインで、フタ裏には直筆サインとメッセージが各2種類ずつプリントされている。

彼らは放送中のアニメ『【推しの子】』（TOKYO MXほか）のオープニング『アイドル』がストリーミングで7連覇を達成する大ヒット。飛ぶ鳥を落とす勢いの人気になっており、企業コラボが殺到している。

YOASOBIにラーメンのイメージは一切無いが、ファンは《爆買いだァ！》《箱買いしたい！ 金欠です…》《うわあああ絶対買わなきゃ！》《スープも全部飲む！》と大盛り上がりしている。

しかし今回のコラボは、弱者向けビジネスとの指摘もあるようだ。

YOASOBIとラーメンがコラボした理由

「エースコックは今年2月、原材料や包材費の価格高騰などを理由に、6月1日出荷分の商品から値上げを発表しています。

今回YOASOBIがコラボした『スーパーカップ1.5倍』シリーズも値上げの対象で、価格は222円から240円に。5日発売のYOASOBIコラボラーメンは各240円。改定後の価格が反映されており、YOASOBIは価格改定の隠れ蓑、または値上げ後の業績が落ちないように担ぎ出されたのかもしれません」（週刊誌記者）

最近は有名ユーチューバーが、ラーメン店やカップラーメンとコラボし、大きな話題を集めている。

値上げ、増税ラッシュで、財布の紐が堅い消費者も多いが、企業による〝推し〟への上納金ビジネスは今後も続いていくだろう。

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