TBSが大ピンチ! 情報番組もバラエティーも“炎上続き”でドラマの質も低下…

(C)TK Kurikawa / Shutterstock 

今年5月からTBSが炎上し続けている。一難去ってまた一難と炎上続きだが、局の未来はどうなってしまうのだろうか。

ここ1カ月でTBSは、数々の失態を世間に晒してきた。その発端となったのは、5月2日に放送された『ラヴィット!』での韓国ロケ。お笑いコンビ『相席スタート』の山添寛や『3時のヒロイン』の福田麻貴らが、望遠(マンウォン)市場で食べ歩きロケを行っていた。

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ところが向かった先の唐揚げ専門店で山添は、使用した爪楊枝を店頭に並べてある唐揚げに刺して実食。周囲から厳しく注意されるも、山添はヘラヘラと誤魔化し、炎上に至った。

また山添の炎上から約3週間後の24日には、『ひるおび』にてAI音声を使用した悪ノリが炎上を招く事態に。

音声を吹き込むと岸田文雄総理そっくりの声に変換されるAIが実演放送されたのだが、司会の恵俊彰らの悪ノリが勃発。岸田総理の声で「G7サミット、うまくいきました」「明日解散します」とAIに言わせ、情報番組から〝フェイクニュース〟まがいの音声が発信されることとなった。

極めつけは、27日放送の『人生最高レストラン』。MC・加藤浩次が「やっぱ沖縄の人、働かないね~」と偏見まじりのコメントを繰り出し、炎上している。

炎上続きのTBSが打ち出す策は?

たった1カ月間だけで3件もの炎上を生み出しているTBSに、ネット民からは呆れ声が噴出している。

「度重なる炎上で情報番組ばかりが悪目立ちしていますが、不評なのはドラマも同様です。金曜ドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』は、初回で平均世帯視聴率7.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)を記録してから、ほぼ右肩下がり。5月26日放送の第6話では5.4%を叩き出していました。

また、福山雅治と大泉洋がW主演を務める日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官- 』も不評。視聴者からは福山の全盲演技の不自然さや、オチがベタなことから脚本のつまらなさを指摘されています。そもそも大人気だった日曜劇場枠ドラマの質がここ最近で下がり続け、〝ドラマのTBS〟は過去のモノになりつつあります」(芸能ライター)

4月からスタートしたロケバラエティー『推しといつまでも』は、開始1カ月で視聴率1%台を記録。クイズ番組『東大王』もマンネリが指摘され続け、『水曜日のダウンタウン』もネタ切れ感が否めない。つまりどの番組を切り取っても不評が絶えない状態なのだ。

満身創痍のTBSは、これから起死回生の逆転劇を見せてくれるのか。それとも、このまま落ちぶれていく一方なのか…。

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