波瑠　画／彩賀ゆう　 （C）まいじつ　

社会人女性を中心に人気を集めている、女優の波瑠が主演を務めるドラマ『わたしのお嫁くん』（フジテレビ系）。第8話にして、いきなりのポンコツ脚本に成り下がったとして、視聴者の間で動揺の声が続出しているようだ。

同ドラマは、エリート社員ながら実は汚部屋に住む超ズボラ女子・速見穂香（波瑠）が、家事力が高い〝お嫁くん〟こと後輩の山本知博（高杉真宙）とルームシェアすることから始まるラブコメディ。

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第8話では、穂香の両親が、穂香の彼氏を同僚の古賀（中村蒼）だと勘違い。親戚に言いふらした結果、祖母・勝子（茅島成美）が〝若い頃の夫に似ている〟として、一方的に会う日取りまで決めてしまう。

それを知った穂香は「正直に言うしかないじゃん」と両親を説得するが、父・健一（宇梶剛士）は「頼む穂香。山本くんには申し訳ないけど、おばあちゃんのためだと思って、ここはどうかひとつ！」として古賀に1日限定の彼氏を演じてもらうよう頼みこむ。

当日、顔をそろえた速見家と古賀。話の流れで、古賀が勝子に手料理を振舞うことになるが、古賀は家事が大の苦手。そこで穂香は、山本に電話し、ガス業者を装って祖母宅に招き入れ、こっそりおいしい料理を作ってもらうのだった。

ドラマオリジナルでストーリー崩壊…

「この作戦は大成功し、事情を知る両親らは山本くんに頭が上がらない様子でした。最終的には、勝子さんにウソがバレるのですが、これまで作中では登場人物の繊細な感情がていねいに描かれていただけに、今回の山本くんへの〝むごすぎる扱い〟にショックを受ける視聴者が続出しています。

なぜこんなひどいストーリーだったかというと、『わたしのお嫁くん』は原作漫画があるのですが、今回の大筋のストーリーはドラマオリジナルなのです。不要な〝引き伸ばし回〟であることに違いなく、これで本当に視聴者が喜ぶと本気で思って書いてるのだとしたら大間違い。むしろ、作品の評価が一気に下がりましたよ」（芸能ライター）

制作陣としては〝それでも深まる穂香と山本の愛〟を描きたかったのだろうが、失敗に終わったようだ。