『ドラゴンボール』の若者人気がスゴい! 連載終了後に生まれた世代が夢中に

ドラゴンボール

『ドラゴンボール 完全版』1巻(鳥山明/集英社) 画像:まいじつ

1984年から95年にかけて『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた漫画『ドラゴンボール』が、若者に絶大な人気を誇っていることが判明し、ネット上で話題になっている。

それを示すのは、全世界で累計5000億円以上の収益を叩きだした、アプリゲーム「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」のユーザー層だ。

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2022年7月~9月に調査を行ったSensor Towerのデータによると、一番多いユーザーの年齢層が「25~34歳」で、34.6%だと判明。「18~34歳」までで見ると全体の57%で、世代ドンピシャの中年層ではなく、連載終了後に生まれた若者が「ドラゴンボール」人気を支えていることがわかった。

ちなみに、もう一つのドラゴンボールアプリのビッグタイトル「ドラゴンボール レジェンズ」も、ユーザーの40%以上が「18~34歳」。「ドッカンバトル」ほどではないものの、若者ウケしていることがわかる。

「『EXIT』兼近大樹が、〝おじさんはなんでもドラゴンボールで例えてわかりづらい〟と文句を言ったことが一時期話題になりましたが、これで兼近の単なる知識不足であることが判明しましたね」(週刊誌記者)

北米でも人気の層は変わらず

小学生などのティーンエイジャーにもドラゴンボールは大人気だという。

「ゲームセンターで遊べるデジタルカードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』には、休日になると子供たちが列を作っています。

小学生向けの文房具売れ筋ランキングなどを見ても、今話題の『スパイファミリー』や『【推しの子】』に混ざって、当たり前のように『ドラゴンボール』グッズがランクイン。地上波でのアニメ放送は2018年3月をもって終了しているのに、現役のトレンドアニメに負けないほどの売り上げを誇っています」(同・記者)

海外でもドラゴンボールは若者人気が高いという。

「昨年公開された映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は、北米3018館で公開されると、初動の3日間で2010万ドル(約27億円)の興行を記録。観客の男女比は男性が75%、女性が25%で、18歳から35歳までが全体の70%を占めていたそうです」(同)

この分では、あと20~30年はドラゴンボールの天下が続きそうだ。

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