オタク搾取ビジネスが末期…声優の“結婚お祝い金”システムがヤバすぎる

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5月下旬に妊娠と結婚を発表した声優・大空直美に、声優オタクたちが怒りの炎を燃やしている。

大空は5月25日、一般男性と2月に結婚していたこと、第一子を妊娠したことを発表。出産は冬予定、出会いのきっかけは「街で困っている私を助けてくれた」とのこと。推し声優の結婚だけでもショッキングなものだが、その事実を隠していたこと、妊娠発表、ナンパ婚疑惑に、オタクたちは大変な衝撃を受ける。

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だが、災難はこれだけに留まらず、オタクたちをさらなる苦難が襲うこととなる。

「大空の出演するインターネットラジオ『ONE TO ONE』(ニコニコ動画)が、緊急お祝い企画と題し、スタジオに花を届ける企画を考案。花代のカンパのような形で、リスナーからの〝お気持ち〟を募集すると発表したのです。金額は一口5500円のほか、別途ラジオ視聴のための有料チャンネル登録月額770円がかかります」(週刊誌記者)

さすがにオタクに同情を禁じえない

しかし、これにオタクたちは、猛烈に反発することになる。

ネット上には《こんなのただのタカリ行為じゃねえか》《あからさまな搾取》《なぜ祝わなければならないのか》《収拾のやり方としては詫びと返金だけでは足りないよね?》といった声が殺到。

これを受け、企画は即座に中止されることになり、代わりに、ブロマガというメッセージサービスでお祝い企画が実施されることになった。

「ラジオ番組を運営している株式会社ベルガモは、以前からオタクを舐めた態度だとあまり評判が良くなかった。こうした花の企画も割と行っており、統一教会の高額献金とどこが違うのかと、オタクも嘆いていました。今回の炎上がなくとも、顧客であるオタクの信心に漬け込んだビジネスモデルが批判を浴びるのは時間の問題だったことでしょう」(週刊誌記者)

家出少女やトー横キッズ、宗教2世だけでなく、オタクを搾取から守る法的枠組みも必要ではないだろうか。

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