全国の「吉野家」の大行列に笑った人と怒った人

(C)Abramova Kseniya / Shutterstock

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2月2日、牛丼チェーン『吉野家』に大勢の人々が行列をなした。その理由は、ソフトバンクが実施している『SUPER FRIDAY』というサービスのためだ。

このサービスはソフトバンクのスマートフォン利用者を対象に毎週クーポンを配布するというもので、今月は毎週金曜日に吉野家の牛丼(並盛)がひとつをもらえるというもの。3月にはサーティワンアイスクリームのレギュラーシングルコーンを、同じくひとつもらえるクーポンをそれぞれ配布する予定だ。

これが原因で多くの人が吉野家に殺到し、吉野家の無料クーポンを持つ人々で全国各地の吉野家に行列ができてしまったのだ。

「ソフトバンクユーザーへの吉野家の牛丼1杯無料キャンペーンは、2016年10月に続き2回目でした。前回から1年以上の期間が空いており、しかも2日の金曜日は今回のキャンペーンの初日だったので、予想以上の混雑ぶりとなってしまったようです」(夕刊紙記者)

 

「吉野家待ち」で渋滞や通行混雑も

実際に吉野家を訪れたユーザーから、あまりの混雑ぶりに驚いたという声がインターネット上に相次いで投稿される事態になった。

《吉野家行列、凄い。50人以上いる感じ。》
《吉野家めっちゃ行列なんだが何かあるの?》

このように、サービスを知らない人からの投稿が多く見られた。また、こうした行列に対して皮肉めいた投稿もあった。

《タダで食えるのか知らんが吉野家の行列が見苦しい。路駐の車で大渋滞且つ大迷惑。食えるまでに無駄な時間とガソリンを撒き散らし、それで得したと思える神経が愚の骨頂。》
《昨日、無料だからということで吉野家に並ぶ行列を目の当たりにし、もし有料の席と無料の席が分かれてて、有料なら並ばずに食べられるというシステムだったなら、行列を横目で見ながら入店し、無料席のお客さんを見ながら牛丼食べて、会計して行列を横目で見ながら帰るの楽しそうだなあ、と思いました。》

なかには福岡県八幡市のように、バス通りに吉野家入店待ちの車が渋滞を作ってしまい、バスが1時間近く遅れることになったり、大阪市にあるJR西九条駅構内の吉野家店舗の前に行列ができたため、複数の駅員が行列を整理して通路の確保をしていたなどという“珍事”も起きたという。

ほかにも全国各地で一部のロードサイド店では、入店待ちの車が原因でキャンペーンを利用しない多くのドライバーも渋滞に巻き込まれた。そのお陰で今回のキャンペーンを行ったソフトバンクと吉野家に「吉野家からほんの数メートル先の自宅に無料渋滞のせいで帰れない! こんなことが毎週とかソフトバンクユーザー以外には本当に迷惑ですよ」、「キャンペーン方法を見直した方が良くないですか? 関係ない人に迷惑を掛けていること分かりますよね?」と怒りのクレームが続いたという。

2月9日に2度目のSUPER FRIDAYがあるが、はたしてどうなるだろうか。

 

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