いままでに見せたことのない羽生結弦の「微妙な仕草」

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平昌五輪のフィギュアスケート男子でショートプログラムの滑走順が決まった。2月14日に抽選会が行われ、連覇を目指す羽生結弦は最終第5組の25番目になった。

「好位置を取ったとみていいでしょう。ライバルのひとりであるアメリカのネイサン・チェンは、羽生のすぐあとの26番目なので、高得点を出せば大きなプレッシャーを与えられます」(スポーツ紙記者)

世界中のメディアは羽生に注目している。11月に右足を故障して以来、一切公に姿を見せなかったため、行く先々でカメラを向けられていた。執拗に追い回される理由は、怪我が本当に治ったのかどうかをメディアが確かめたいためだ。

 

着地したあとの違和感

「13日にメインリンクでの練習が行われたのですが、羽生が予定時間から2分遅刻したため、報道陣は『怪我の影響で練習はキャンセルか?』と、一瞬ざわつきました。サルコー、トゥループなどの4回転を計5回試しましたが、回復具合については賛否両論です」(前出・記者)

ジャンプが成功したことからコンディションが戻ったと感じた記者も少なくない。しかし、一部からは「着地したあと、怪我をした右足を左足の内側に持っていくしぐさはいままでになかった」と、首を傾げる者もいた。まだ体調が万全ではなく無理をしている可能性も捨てきれない。

やはり羽生の状態は万全ではないのか? いずれにせよ、羽生は強い決心を持って本番に臨もうとしている。

 

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