NHKが驚く広瀬すずの「人気のなさ」

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NHKの朝の連続テレビ小説で記念すべき100作目となる『夏空 ―なつぞら―』で主役を務める広瀬すず。現在、広瀬の主演ドラマ『anone』(日本テレビ系)は大不振に陥っており、2月14日に放送された第6話まで、各話の平均視聴率は初回から9.2%、7.2%、6.6%、6.4%、5.9%、そして5.5%と下がり続けているのだ。

「ここまで視聴率が悪いと、本当に広瀬は人気があるのか疑問視されるでしょう。連続ドラマで初回にふた桁視聴率に乗らず、その後もずっとひと桁が続くと、どんなに物語後半に頑張っても巻き返せません。全話平均視聴率が10%以下で終了というのがほとんどです」(テレビ雑誌編集者)

anoneは初回放送でつまずいたことが特に響いているという。

「新しく始まるドラマは内容が分からないので、番組にどれだけ関心を寄せられるかが鍵を握ります。主役のネームバリューと期待度が大きく影響するのですが、初回の平均視聴率がひと桁だったということは、広瀬を見たいという人間は少なかったということです」(同・編集者)

 

ストーリーも不評

テレビ人気の低下が叫ばれるようになってから、連続ドラマの平均視聴率は10%以上が合格点だといわれている。しかし、上記のような視聴率推移では、anoneが成功に結びつくことはないという意見が大半を占めている。

「失敗は間違いないでしょう。ストーリーがやたらゴチャゴチャしていて、何を描きたいのかが分からないです」(ドラマライター)

ストーリーは、広瀬の演じる通称“ハズレ”こと辻沢ハリカが家族を失い、社会から脱落しているときに、年配女性の林田亜乃音(田中裕子)と出会うところから始まる。人に裏切られ、欺かれたことにより、信じる心を失っていたふたりだったが、やがて心が通じ合うという設定だ。

「ヒューマンドラマかと思いきや、途中から弁当屋店員の中世古理市(瑛太)がにせ札作りを持ち込むなど、突拍子のない展開が目立ちます」(同・ライター)

広瀬の人気で放送前は話題になっていたドラマだが、失敗は免れない状況だ。NHKは早々に広瀬を記念作に起用すると決めたことを後悔しているに違いない。

 

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