参院議員・丸山和也氏への批判はマスコミによる「言葉狩り」

しかしながら、麻生氏が名誉毀損でどこかを訴えたという話は聞いたことがない。

この年は森喜朗内閣が退陣して、4月に自民党総裁選を行うことが決まっていたが、与党内の一部から後継首相に野中氏を推す声が高まっていた。結局、野中氏は出馬せず、派閥会長の橋本龍太郎氏を担ぎ出した。

コラムニストの小田嶋隆氏は丸山バッシングに対する感想として、ツイッターに《表現の稚拙さによる暴言と、考え方そのものの異様さによる暴言は区別してあげないといけない気がするのだが》と書いている。その言い方を借りれば、丸山発言は単純に表現が稚拙であったにすぎない。それに対して、麻生氏の01年の発言は、考え方(=思想)自体が異様だと言えそうだ。

 

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※ gandhi / PIXTA