のん「事務所トラブル」に解決の兆しか

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環境省の新しいPR動画が2月16日に公開され、女優ののんが出演していることが明らかになった。

この動画は、『COOL CHOICE 5つ星家電買換えキャンペーン』の一環で、『Non温暖化! 赤鬼化を止めろ!』というコンセプト動画の第3弾。そのなかで、のんが赤鬼に扮して登場している。最初の動画は2日に公開され、その後に第2弾の動画公開があり、第3弾の動画公開と同時に、これまでに出演していた赤鬼役がのんであることが明かされたのだ。

https://www.youtube.com/watch?v=8djEQut5LoE

のんは2015年に契約を巡って所属芸能事務所とトラブルに発展した。2016年7月には芸名を本名の能年玲奈からのんに変更し、現在は東北地方を中心に活動している。

「3月には、東日本大震災をきっかけにできた『東北ユースオーケストラ』の演奏会が東京と仙台でおこなわれます。この公演にのんは吉永小百合とともに朗読に参加します。近いうちに仙台のテレビ番組に出てくるという話もあります」(芸能ライター)

そんななか、2月15日に公正委員会が、現在の芸能人の働き方は「独占禁止法違反の恐れがある」と指摘したことがニュースになった。

公取委は「芸能事務所側が、契約更新の意思がない芸能人の報酬の支払いを遅延したり、移籍しようとした芸能人に芸名を使わせないなどの事例が過去にあった」と発表。「現行の統一契約書は、所属タレントが契約更新を希望しない場合でも、1回に限って事務所側の意向で契約を更新できる条項がある。この削除や改定を予定している」としている。

 

公取委の発表がトラブル解決を後押しか

「この発表は、のんの事務所トラブルにも当てはまる文面です。また公取委は今後、ジャニーズ事務所の調査も進めていくようです。少なくとも、のんが東京のテレビ局で干されているという状況が、改善されるきっかけになる可能性は高いでしょう」(女性誌記者)

のんと所属芸能事務所はいまだ和解に至っていない。

「いつまでもトラブルを抱えている事務所に関して、同業の芸能プロダクションなども『いつまでも見苦しい』と呆れているといいます。意外に芸能界からも、のんを応援する声は多い状況になっています」(同・記者)

才能ある女優の“普通の活躍”を願うばかりだ。

 

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