ジャニーズ事務所がこれまで以上に「盗撮」を警戒

(C)Sergio Hayashi / Shutterstock

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ジャニーズ事務所の新たなスターを生んできたライブイベント『ジャニーズ銀座』が9年目を迎え、2月22日に東京都内で制作発表が行われた。今年も4月29日から東京の日比谷にあるシアタークリエで上演される予定だ。

「ジャニー喜多川社長はとてもはりきっています。今回のテーマは“ジャニカル”。ジャニー社長は『人生最後の演出として頑張る』と気合いを入れているそうです。普通であれば、ミュージカルは芝居に曲を付けますが、ジャニカルはジャニーズの楽曲に芝居を付けていく形のようです」(芸能関係者)

総指揮を執るジャニー社長は「才能あふれるメンバーがそろいました。彼らはみんな楽しんでいる。だから伸びる。僕からは何も言うことないよ。見てるだけ。たまに口出しすると逆に怒られちゃうから」と目を細める。

「いま、ジャニーズ絡みの話題で注目が集まっているのは、『タレントの取材時の写真を公開しているジャニーズ事務所がどの程度、撮った写真の公開をOKするのか』です。それによってインターネットで情報発信をしているテレビ雑誌や芸能情報サイトは、アクセス数が大きく変わってくるためです」(同・関係者)

 

ライブ中の撮影監視を強化

このライブイベントでは、ライブ前の囲み取材などの写真が公開される方向性とは逆に、ライブ中の撮影は厳禁で、警備を厳重にするという。

「いままでは、ライブ中の写真を撮影するファンなどはある程度、見逃してきたようですが、勝手にライブ中のタレントの写真を集めて写真集をリリースする出版社があったり、ネット上でブロマイドを勝手に売ったりするオークション業者については、ジャニーズが総力を挙げて厳しく取り締まる方向性になりました。今後、ジャニーズ事務所が仕切るライブイベントにカメラを持ち込むのは不可能になるようです」(同・関係者)

しかしいまは小型カメラやスマートフォンのカメラでもかなり高画質の写真が撮影できる。いたちごっこはどこまでも続きそうだ。

 

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