石橋貴明の「フジテレビ批判」に賛否両論

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3月1日深夜に放送されたラジオ番組『ナインティナイン 岡村隆史のオールナイトニッポン』にゲスト出演した『とんねるず』の石橋貴明が、長らく不仲が囁かれていた『ダウンタウン』や『爆笑問題』らと顔を合わせた2014年3月31日放送の『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の最終回のときのことを振り返った。

「ちょうどダウンタウンのふたりが出演していたステージに、とんねるずと爆笑問題が飛び入りして、画面がカオスになりました」(テレビ雑誌編集者)

想定外の“夢の共演”となったこのシーンだが、実はフジテレビ側から「とんねるずと爆笑問題は上がらないでくれ」と釘を刺されていたと石橋は明かした。

さらに石橋は、とんねるずとダウンタウンとのあいだに確執はなかったと言い、フジテレビが忖度したことに「だからダメんなんだよ」と憤ったそうだ。

「昔のフジテレビは何がすごかったって、そういうのも含め、みんなごちゃごちゃになってワーッてお祭りになって、それがフジテレビのすごさだった」、「それがもう、全くなくやってるから『バッカじゃねぇの』と思って、出ちゃった」と、あのときに飛び入りした理由を明かした。

 

ネットテレビ進出を画策か

これについては、SNSで《よく言った。いまのフジテレビにもっと言ってやれ》、《このところのフジの凋落ぶりは番組作りに対して冒険していない。石橋が正しい》などという賛成の意見もあれば、《石橋とか終わっているタレントが言うなよ》、《じゃあお前がフジテレビを立て直せや》などという批判的な意見もあった。

「石橋はもう、地上波番組には見切りをつけています。はっきり言って、フジテレビにどう思われようが関係ないという考えでの発言だと思いますよ。石橋は香取慎吾らがインターネットテレビで成功している姿を見て『おれらもやればできる』とネットテレビへの進出に自信を見せています。近く、そちらの番組に参加する旨を発表するでしょう」(芸能関係者)

その番組の中身は、一体どんなものなのか。石橋は周囲に「テレビでは放送できないような若手のタレントの芸をお見せしたい」と話しているという。

「ということは、『細かすぎて伝わらないモノマネ』のもっと過激なバージョンや、テレビでは放送できない芸人のやばいコントなども放送するという趣旨でしょう。いくつになっても石橋は“冒険”を忘れない芸人ですよ」(同・関係者)

地上波から消えつつある石橋が開き直ったとき、どんなものが飛び出すのだろうか。いまから楽しみだ。

 

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