たむらけんじ「そんなに税金払わなあかんの?」ネット記事に反論

KazuA / PIXTA(ピクスタ)

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仮想通貨投資で注目を集めるお笑い芸人のたむらけんじが、自身の納税額を試算したネットニュースの記事内容に反論した。

たむらが批判したネットニュースでは、たむらが芸能活動のほかに飲食業をすべて個人として行ったと仮定して、課税所得が1億円だと想定。さらに、テレビ朝日系列の深夜番組『EXD44』の『芸人の仮想通貨事情』の放送回で明かされた「たむらが350万円投じて最高で3500万円になった」という話を、もしそのときに売却して利益確定をしていたら、どれくらいの税金を納める必要があったのかシミュレーションした記事だ。

記事によると、たむらの年収1億3150万円が課税対象となり、所得税、住民税、復興税の納付金額が6867万900円としている。この記事を目にしたたむらはツイッターで反論したのだ。

 

「おれ何にもしてへんしすっげぇ怖い」

たむらは仮想通貨取引所大手『コインチェック』から約580億円分の仮想通貨NEM(ネム)が流出した騒動で、多くの芸人に仮想通貨を勧めていたため、流出による被害の“元凶”という扱いを受けていた。これについて2月18日に放送されたEXD44で「仮想通貨盗んだ人のこと悪く言う人って少ないですよね? おれの方が悪いみたいになってるじゃないですか? おれ何にもしてへんしすっげぇ怖いなって思います。泥棒が何にも非難されへんておかしいから」、「僕はあの時の批判ていうのは、芯のない批判だと思います」と話していた。

さらに「何の勉強もしてないやつが批判してくることが一番苦痛」「『(たむらが)推しているコインを人に勧めて値段を上げようとしている』(という意見に)そいつって投資を何にもしたことないんだとそのひと言でわかる」と、知識がないにも関わらず批判だけしてくる人に対して厳しい言葉をぶつけたのだ。

だが、たむらが今回批判した記事は、税理士の監修を受けており、記事のテーマは仮想通貨の利益確定後の確定申告についての解説であって、たむらの収入についてではない。

たむらは自ら述べた「何の勉強もしてないやつが批判してくること」をやってしまったのだ。

番組では「ありがたい話にさ、1個も悪いことしてないのに勝手に炎上して、東京で仕事なんかなかったのに仮想通貨がらみの仕事がバンバン入ってくる。本当にね、炎上させてくれてありがとうございます」と強がったが、実際は所属芸能事務所などからの“制裁”に怯えているのかもしれない。

 

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