三浦瑠麗氏「人が死ぬほどの問題じゃない」森友自殺騒動に発言

K-factory / PIXTA(ピクスタ)

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学校法人森友学園の国有地取引を巡る問題で、財務省近畿財務局で国有地売却を担当していた職員の自殺が報道された際、『みんなのニュース』(フジテレビ系)に出演していた国際政治学者の三浦瑠麗氏の発したコメントが物議を醸した。

「最初は本当に小さな事件から始まったことが、人死に(ひとじに)を出したということですけども、わたしがやっぱり気になるのは、書き換えに関しては明確な答弁はしていないんですね。そうしたときに、本当に官僚としてはしっかり事実を出すと。出すとこは出した上で責任者は処分するのは処分するかもしれませんけれども、本当にこの問題は人が死ぬほどの問題じゃないんですよ。ということをみなさんにお伝えしたいと思います」

このコメントはインターネットで大炎上を招いた。

《言っていいことと悪いことがある。 三浦瑠麗はそれが分からんのだろうな。》
《三浦瑠麗最低・・。》
《三浦瑠麗ってアタマおかしいな》

こういった書き込み以外にも、多くの批判投稿が溢れた。

その後、三浦氏はツイッターを更新。

自身の発言は切り貼りされたと主張した。

 

スリーパーセル発言に続いて2度目の炎上

だが、この投稿は火に油を注いだだけだった。

《デマでもなんでもないですよ。あなたの放送中の発言はこのように受け取られる可能性があります(そしてその可能性は高い)という批判的な指摘に過ぎない。批判とデマの区別くらいはできるようになりましょうよ。》
《印象としては、大した問題ではないのにと、事件の矮小化を企図した発言のように聞こえます。むしろ「人が死ぬような問題になってしまった」ことに思いを致すべきでしょう。事象の痛ましさを思えば。ポジショントークのあまり、人の痛みへの感情を欠いてしまったかと思われます。》
《ご自分の発した言葉を冷静に見ることは出来ませんか?貴女の本意で無いにしろ、曲解されても仕方ありません。人が一人死んでしまうって事はそれだけ重いのです。》

三浦氏は同じフジテレビの『ワイドナショー』でスリーパーセルに関する発言をして以降、注目が集めていた。“二度あることは三度ある”というが、次はどんな発言が問題視されるのだろうか。

 

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