今井絵理子議員「4年で1億5千万円」辞職できない理由

まちゃー / PIXTA(ピクスタ)

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昨年、『週刊新潮』誌上で元神戸市議の橋本健氏との不倫を報じられた自民党の今井絵理子参議院議員は、このまま議員職に居座る様子だ。

「ふたりの不倫が発覚したのは去年7月。当時、橋本氏は妻がいて一方的に離婚を告げ、出ていくという身勝手さを見せました。今年2月時点ではまだ離婚協議中とのことで、今井議員とはまだ関係が続いているので、不倫は継続しているということです」(週刊新潮関係者)

橋本氏を取り巻く状況はよくない。市議時代に700万円以上の政務活動費を不正流用したことで、2月6日に詐欺容疑で神戸地検に書類送検されている。同19日には在宅起訴になった。

「書類送検、在宅起訴ということは、使い込んだ金は弁済したのでしょう。橋本氏は開業歯科医ですが、資産家の奥さんが開業費用を出したとされ、それで離婚ももめているといわれます。正直、歯医者は医者と違って開業してもつぶれる医院も多い。歯科医は過剰で普通の会社員に転職するような時代では、橋本氏の生活は苦しいはずです」(医学ライター)

 

今井議員も資金難に?

橋本氏は今井議員のことを頼りにしないと今後は資金難になるというのだ。

「いずれ橋本氏の妻は、今井議員に対して不貞行為の訴訟を起こし、1000万円程度の解決金で決着となると見込まれています。あとは橋本氏が妻にどれだけ慰謝料や借金を払えるかどうかです」(司法ライター)

今井議員も訴訟を起こされるのであれば、収入の多い議員職を辞する訳にはいかない。

「参院議員は、歳費(給与)が年額約2300万円。プラス文書費が年1200万円。彼女は任期があと4年半あるので、バッシングに耐えれば約1億5000万円を得ることができます」(同・ライター)

今井議員は、自民党の長老といわれる山東昭子参院議員が後ろ盾になっている。

「山東議員は週刊新潮のことを警戒していて、表立って橋本氏と会うなと厳命しているそうです。講演も地方で地味にやれと指導し、任期いっぱいまで国会議員をやらせるようです」(全国紙記者)

今井議員はあと4年以上逃げ切ることができるのだろうか。

 

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