秋田犬の読み方が「アキタケン」ではなく「アキタイヌ」の理由

やや古い話になるが、平昌五輪のフィギュアスケート女子シングルで金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワに、日本から秋田犬が贈られることが話題となった。

秋田犬

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ザギトワは五輪前の1月下旬から新潟で調整していた際、雑誌で秋田犬の写真を見てひと目ぼれして、母親に飼いたいと伝えると「五輪で活躍したら考える」と言われたそうだ。その思いを知った日本の秋田犬保存会などが秋田犬の贈呈の意向を示し、ザギトワはロシア・フィギュアスケート連盟を通じ受け入れの意志を伝えた。

「ザギトワは部屋が手狭なため、雄よりも小さい雌を希望したといいます。3月3日にモスクワで行われた五輪出場者によるアイスショーのあと、記者会見で『マサルと名付けます。女の子です。日本語で勝利の意味ですよね』と話しました。それを受けて、日本のネット上では『雌なのにマサル?』と話題となりました」(女性誌記者)

 

正しいのはどっち?

ところで一連の秋田犬贈呈の報道で気になったのが秋田犬の読み方が“アキタケン”ではなく“アキタイヌ”だったこと。昔はアキタケンと呼んでいた気がするのだが…。

「NHK放送文化研究所のサイトを見てみると、“○○犬”の読み方は地元の保存会などの団体が用いている呼称と一般の慣用を考慮して決めているそうです。秋田犬は地元ではアキタイヌと呼ばれ、秋田犬保存会もアキタイヌホゾンカイ。だからイヌが正しいのですが、首都圏ではアキタケンの読みが多いので、両方がOKになっています。ちなみに柴犬はイヌ、甲斐犬、紀州犬はケン、土佐犬は両方になっています。アキタケンだと秋田県とまぎらわしいので、テレビ局はアキタイヌで統一したんだと思っていました」(同・記者)

日本語は難しい。

 

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