今度は貴乃花部屋で暴行事件!「奇行」から「優等生」に転換か

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

大相撲春場所8日目に貴乃花部屋の十両の貴公俊が支度部屋で付け人を殴打した一件を受け、貴乃花親方が3月19日、会場のエディオンアリーナ大阪で日本相撲協会の八角理事長らに謝罪と報告をおこなった。

事情説明に同席した春日野広報部長は「貴乃花親方から『今回は申し訳ありませんでした』と貴公俊の休場の申し入れがありました。今後の処分などについては29日の理事会で決定することになります」と説明。貴乃花親方の管理監督責任などについても「議題に上がることになると思う」と話した。

協会は殴打事件の調査を危機管理委員会で進める方針だ。時系列、事実関係の確認のため貴公俊本人、貴乃花親方のほか、当時支度部屋にいた力士らからも話を聞く。貴乃花親方も「協力は惜しまない」と話しているという。

「この件をきっかけに、貴乃花親方は何度も八角理事長と接触せざるを得なくなりました。そうなると、貴乃花親方は“優等生”のようになり、きちんと場所に勤務し、役員待遇といういまのポジションにふさわしい言動や態度を取るようになるかもしれません」(相撲ジャーナリスト)

貴乃花親方は場所開催中にもかかわらず、役員室に1分も滞在しないなど行動が協会内で問題視されていた。

「雨降って地固まる、ではありませんが、今回はすぐに報告に来たことから八角理事長が貴乃花親方に同情的な態度を示しているといいます。これを契機に、貴乃花親方が何度も協会に顔を出して、敵対していた親方衆とも打ち解け合う可能性があります」(同・ジャーナリスト)

 

貴乃花親方がいても殴打事件は起きていた

事件が起こったとき、貴乃花親方が会場に不在だったことについて春日野広報部長は「それは、いたら起こっていなかったのか、いなかったから起こったのかは分からない」と話していた。だが、さる相撲協会関係者「いても問題は起きていただろう」と言う。

「貴乃花親方は、協会内でも自分の部屋でも求心力が弱まっています。はっきり言って、現役力士たちは『いいかげんにおとなしくしてくれ』と思っている人がほとんどじゃないでしょうか。現役時代の実績を知っている親方や力士たちは、いまの貴乃花親方を見て、『きちんと筋を通す人だったのにな』と嘆いています」(同・関係者)

貴乃花親方の“奇行”が話題となっていた今場所だが、またしても予想だにしていなかった全く違うところで盛り上がりを見せてしまった。

 

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