西武旭川店の撤退から見える地方百貨店の限界

神奈川県に地盤のある『さいか屋』や、名古屋に店舗を構える『丸栄』、姫路城が15年3月にオープンしたことで集客効果が期待された『山陽百貨店』(姫路)、長野の善光寺の7年に一度の御開帳という好機を生かせなかった『ながの東急百貨店』などは青息吐息だ。

地方や首都圏郊外では、大手系列も苦戦している。千葉市のパルコは今年11月に閉店することが決定している。

人口減と低所得層の拡大で、百貨店の“ものを売る場”としての役目は限界点に達した。

地方経済の疲弊が加わった地方百貨店は、このまま消滅していく運命なのか。正念場を迎えて、今後は業態のあり方そのものが問われている。

 

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※ コウナイスショット / PIXTA