SNS離れを加速させる「におわせSNS」の破壊力

(C)CHIHIRO HOHI / PIXTA(ピクスタ)

日ごろからフェイスブックやインスタグラムなどで、友達の投稿を読んでいる人は多いだろう。しかし、その投稿を読んで「なんだかイライラする」「これってさり気なく自慢してる」などと感じたことはないだろうか。実はこれ“におわせSNS”と呼ばれ、最近、批判が高まっているのだ。

「そもそもSNSに投稿すること自体が、一種の“自慢”なのですが、あまり露骨に自慢話ばかりされると、読んでいる方はあまりいい気がしませんよね。例えば、ホテルで高級ディナーを食べている写真をそのまま投稿してしまうと、ただの自慢に思われてしまうので、背景に夜景を写し《今夜は夜景がきれいです~》といったようにひと言添えるのです。さりげなく高級ディナーを食べていることを“におわす”わけですね。しかし、相手によっては微笑ましく思ってくれても、ある種の“小賢しさ”が鼻につくと、ネット上では議論になっています」(IT系ジャーナリスト)

特に女性に多いのは恋人の存在をにおわす投稿だ。あきらかに男性の部屋と思われる場所の写真を投稿したり、何気なく写した食卓に本人以外の携帯が写り込んだりしているケース、また恋に酔っているようなポエム的な投稿は確実に煙たがられる。

男性の場合は“おれ頑張ってます”投稿がありがち。《今日はジムで筋トレ5セット。次第に筋肉がついてきました》などと言って、上半身裸の写真を投稿している人を見たことはないだろうか。この手の人に多いのが“意識高い系”を猛烈にアピールしてくること。食生活から、副業、投資、子どもの学校自慢など、他人にとっては本当にどうでもいいことで、真っ先に嫌われる典型的なケースといえるだろう。

 

自分の理想の世界をネット上で作るための行動

「最近では、自分がいかにリア充かアピールするために『リア充代行サービス』を利用している人もいます。これからの季節ですと、仲間とバーベキューをしている様子や、おしゃれなカフェで食事をしている様子などを“演出”するわけです。もちろん、一緒に写っている友達は業者の仕込みメンバーです。ここまでくると、もはや自分の理想の世界をネット上で満たすための行動になってしまいます」(同・ジャーナリスト)

“いいね!”をもらうために過剰な演出をするのは、自分の承認要求を満たすため。最近ではそんな風潮に嫌気が差してSNS離れも起きている。

あなたも無意識の内に、におわせてはいないだろうか?

 

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