女優の安達祐実が、出演したドラマのなかで子役時代を回想したかのような台詞を繰り返したことで、視聴者はSNSで「意味深すぎる」とざわつく展開となった。
4月12日に内藤剛志が主演を務める『警視庁・捜査一課長 season3』(テレビ朝日系)の初回が放送された。安達は“警視庁広報課セルフブランディングルーム室長”の谷中萌奈佳としてこのドラマに出演した。
ドラマは殺人事件が起こったところから始まる。内藤剛志の演じる大岩純一は、公用車の運転担当刑事である奥野親道(塙宣之=ナイツ)とともに「今度の事件で力になってくれるはずだ」と、保育施設へ向かう。そこにいたのは、子供向けの防犯教室を開き、着ぐるみ姿で背負い投げを決める元柔道選手の刑事である谷中(安達)の姿だった。10年前に柔道界から離れ、広報活動に精を出しているという設定だ。
谷中は子供時代を振り返り「わたしも年の割には濃密な人生経験をしてきてますけど、いまの子供を取り巻く環境はシビア」、「心から応援してくれる人もいれば、子供だったわたしをお金に換えることしか考えていない人もいた」と、自身の子役時代を振り返るかのような意味深な台詞を口にした。
その後も、かつてヒットした連続ドラマ『家なき子』(日本テレビ系)に出演した内藤が「谷中は人より濃密な人生経験を送ってきたせいで、少しうがった見方をしてしまうようです」と言うなど、家なき子をほうふつとさせるシーンが相次いでいた。
回想シーンで女子高校生姿にも
ツイッターでこれらのやり取りは大きな話題となった。
《安達祐実がいうと説得力がありすぎる》
《変にリアルで怖かった…実感もこもってたし…》
《台詞に彼女の人生を思わず重ねてしまい、なんてこと言わせてる!と思ってしまった》
安達は自身のインスタグラムでも内藤との写真をアップするなど、今回のドラマと家なき子をひも付けているようだ。
また安達は、女子高校生時代の回想シーンも演じ、セーラー服で登場していた。これにも視聴者は《安達祐実ちゃんのセーラー服違和感全くない!似合ってて可愛い》、《相変わらずセーラー服着てたうえに似合っててびっくりしました》などと話題にしている。
家なき子を思い出させる演出で視聴率も上がりそうだ。