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人気漫画『孤独のグルメ』の原作者である久住昌之氏が4月18日にツイッターを更新した。テレビ東京系列で放送されているドラマ版『孤独のグルメ』の最後に自身が登場するコーナーについて、次のように投稿している。
「孤独のグルメ」の最後のコーナー、いらないような気がずっとしてる。あるいは、ボクでない誰か若い人、できたら地味だけどセンスのいい若い女の人とかがやった方がいいと思う。ボクの仕事は原作と音楽と五郎台詞直しだけで充分だ。いい歳して出たがりみたいで、いつも居心地が悪かったんだ。
— 久住昌之 (@qusumi) April 17, 2018
孤独のグルメは2012年からテレビ東京でテレビドラマシリーズ化された。深夜放送でじわじわと人気が高くなり、平均視聴率もseason2の2.5%から2.7%(season3)、3.5%(season4)、3.9%(season5)、3.6%(season6)と好調だ。昨年の大みそかにはスペシャル版が放送され、インターネット上では大盛り上がりを見せた。今クール放送中のseason7も2話までの全体平均視聴率が4.2%と高い数字を維持している。
ファンからは「やめないで」
その孤独のグルメの原作者の久住氏は、ドラマ本編のあとに毎回登場し、その放送回で主演の松重豊の演じる井之頭五郎が立ち寄った店を食べ歩く『ふらっとQUSUMI』というコーナーに出演している。五郎は下戸で酒を飲まないが、久住氏は“麦ジュース”と呼ぶビールを片手に、看板メニューなどを食している。このコーナーを降板したいというつぶやきだったのだが、久住氏のこの投稿には1400件を超える返信が寄せられた。
《久住さんじゃなきゃいやですよ!》
《他の人じゃ絶対ダメ!若い女の子じゃ絶対ダメ!久住さんじゃなきゃダメ!フラッとQUSUMIの無い孤独のグルメなんて、孤独のグルメじゃない。松重豊さんに匹敵するぐらい、孤独のグルメには必要不可欠ですよ》
《孤独はドラマで、久住さんのはドキュメンタリー。両方あるのがいい。ドラマはその店の情報を提供するのを主として、ドキュメンタリーはこう楽しめるという生の声って感じで共感に訴える。とくに久住さんが楽しそうで同じ体験がしたくなる。久住さんが飲み歩く別の番組があってもいいくらい好き(笑)》
このように、コーナーを継続してほしいという意見が圧倒的多数を占めている。これを見た久住氏は、コーナーについて再考すると投稿した。
みなさん、ありがとうございます。反響の大きさに戸惑っています。よく考えてみます
— 久住昌之 (@qusumi) April 18, 2018
この投稿にもファンからコーナー継続を望む投稿があった。久住氏はまだまだ休めないようだ。
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